ファッションアイテムとしても大活躍のメガネですが、まだまだ“難しいアイテム”という印象の方も多いのでは? 今回はメガネと帽子のライフナビゲーターの里和(さとわ)さんが、ESSEフレンズエディターで普段もメガネを着用している久世さんのメガネ選びに同行。「メガネをかけると目が小さく見える」というお悩みに応えながら、似合うメガネ選びのポイントを紹介します!

久世さん メガネBeforeAfter
(左)久世さんご本人のメガネ着用 (右)メガネのプロ・里和さんが選んだメガネ着用
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Before→Afterで印象がこんなに変わります

まずは、「似合うメガネがわからない」というESSEフレンズエディターの久世さんの普段使っているメガネと里和がオススメしたメガネとのビフォーアフターをご覧ください(写真1枚目)。

このメガネをオススメしたポイントは3つ

・レンズのサイズ

・ほどよくカジュアル感のあるフレーム

・軽やかで話しやすい雰囲気を醸し出すフレームカラー

次から、1つずつポイントを紹介していきます。

目が小さく見えないポイントは「レンズサイズ」にあり

久世さん メガネ
横幅が狭めのメガネは、頬骨の上にあるへこみの部分を自然にカバーしてくれます

「コンタクトレンズも併用してるけど、メガネは生きていく上でなくてはならないもの」と話す久世さん。ですが、「メガネをかけると目が小さくなってしまう」ことがお悩みで、イマイチメガネと仲よくなりきれていないご様子。

メガネをかけても目が小さくならないいちばんのポイントは「レンズが小さめのもの」を選ぶこと。とくに、レンズの横幅が小さめのものを選ぶことが重要です。

レンズが小さいものを選ぶことで、メガネをかけたときのフレーム内の目以外の余白が小さくすむので、目が小さくなったように見えないんです。

逆に、大きめのレンズだと、目が小さくなるので余計に余白部分が大きく見えて、逆効果なので注意です。

さらに横幅が狭いと、メガネをかけたときに気になりがちな「顔の輪郭がペコっとへこんで見える」あの不自然さを抑えてくれ、メガネ姿がとてもナチュラルになりますよ。

レンズサイズは、すぐに確認できる!

メガネ つる

でも、レンズの横幅サイズってどうやったらわかるの? と思いますよね。それは、テンプル(つる)の内側にある、謎の数字が教えてくれるんです。

たとえば、「51□18 140」など。

じつは、この数字のいちばん初めの「51」がレンズの横幅サイズのこと。この数字が小さいものを選ぶようにしてみてください。

ちなみに、字が小さくて読みづらいときは、スマホで写真を撮って、拡大して確認するといいですよ。

普段久世さんがかけているメガネのレンズサイズは51mm。おすすめしたレンズサイズは48mmで、横幅が3mm狭いものです。

レンズサイズがもっと小さいフレームもありますので、まずはお店にあるメガネの中でレンズ幅が小さいものをピックアップしましょう。

さらに、フレームが黒やダークブラウンなど濃い色のものを選ぶと、目元がはっきりしてより目が小さく見えるのを抑えてくれます。ただ、レンズが小さいことをクリアしていれば、フレームカラーはイメージに合うものでOKだと思いますよ。

もっと話しかけやすい雰囲気をつくりたい…そんなときは

久世さん メガネ
「話しかけやすい印象に変えたい」という久世さんに、2つのフレームをおすすめ!

さらに久世さんは「もう少し話しかけやすい雰囲気をつくりたい」という希望も。

そこで今回、レンズサイズにプラスして次の3つのポイントも踏まえてフレームを提案しました。

・肩ひじ張らないセルフレーム

・軽やかなクリアカラー

・柔らかな丸みのあるフレーム

久世さんにおすすめする2つのメガネ
(左)グリーン系のフレーム (右)ピンクのフレーム

具体的におすすめしたのがこちら。

さわやか系のグリーンのフレームと優しさ感じるピンクのフレームです。グリーン系のフレームのメガネをかけると、さっぱりとした雰囲気に。

そして、ピンク系のフレームは、柔らかな包み込んでくれるような雰囲気になります。

黒やブラウンなどベーシックカラーのフレームを選ぶことが多い方にとっては、カラーフレームは冒険かもしれませんが、かけてみると想像以上に似合うことも。

ぜひ「なりたい自分」に合うカラーフレームも試してみてはいかがでしょうか?