「この夏、外出するときの手もち服は3着のみです」と話すのは、2児の母であるミニマリストのあさこさん(30代)。平日はワンピース、休日はTシャツ+パンツの2コーデでの暮らしてみたところ、十分に快適に過ごせたそう。「服が少ない=不便」ではなく、「迷わない=自由時間が増える」と感じたあさこさんが、3着を着まわして過ごす方法とメリットについて詳しくレポートしてくれました。

ワンピースを着たあさこさん
夏服は「3着のみ」を着まわす
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1:平日はワンピース1着のみと決めて身軽に過ごす

ワンピースを着たあさこさんの後ろ姿

以前の私は、毎朝「どんな服を着たらいい?」と5分ほど悩んでいました。多すぎる手もち服のなかで、自分にしっくりくる服が見つからず、毎朝の時間をムダにしていたように思います。

ミニマリストになり、少ない服で暮らすと決めて、平日はワンピースで過ごすことにしました。この夏も自分が気に入ったワンピース1枚を毎日着ています。

ワンピースは1着でコーデが完結するので、悩まずストレスフリーです。朝は子どもの準備に忙しいので、自分の身支度は時短ですませ、子どもの前ではご機嫌でいたいと思っています。

平日毎日同じ服だと、「洗濯はどうしているの?」と聞かれることがありますが、わが家は夜に洗濯をしています。浴室乾燥をすると翌朝には乾いているので、同じ服を着まわすことができています。

2:子どもと過ごす休日はTシャツとジーンズ

Tシャツとジーンズを着たあさこさん

平日はワンピース1枚で過ごし、休日はTシャツとパンツのスタイルに決めています。子どもと過ごす日はしゃがんだり走ったりするので、ワンピースだと裾を踏んでしまい、過ごしにくかったのです。そのため、土日は子どもと過ごしやすいことを優先しました。

産後は子どものことや自分の仕事など、考えるべきことが多いです。「今日は子どもと過ごすからこのコーデ」と決めておくことで、日々の思考回数が減り、決断疲れを回避することができます。

また、「私服の固定化」により、クローゼットにも心にも余白ができました。