街ゆくおしゃれさんのファッションを、すてきなイラストで分析する「東京おしゃれ図鑑」。今回の舞台は、東京の中で海外を感じられる「築地」。旬なファッションやメイクのイラストがインスタで支持されているヤベミユキさんが描きます。
すべての画像を見る(全3枚)多国籍なおしゃれさん多し!築地は東京の「ちょっと海外」
今回は中央区・築地を歩いてみました。
都内屈指の観光地でありながら、地元の暮らしや信仰の風景も残るこの街。
築地市場跡のにぎわい、築地本願寺の静けさ、通りを行き交う観光客と地元の人々。さまざまな文化が入り混じるからこそ、装いにも自由さと多様性が感じられました。
そんな築地で見かけた、おしゃれな人たちをスケッチしてきました。
6月下旬
最低気温 24℃ 最高気温 32℃
くもり
40代「黒で魅せる、洗練ミニマムスタイル」
本願寺近くのカフェで見かけたのは、全身黒のスタイルに、オレンジのスカーフを一点まとった40代女性。
黒のリブTシャツにスラックス、斜めがけのレザーミニバッグ、そして足元はビーサン。潔くそぎ落とした装いのなかに、腰元のスカーフが揺れて印象的。
フープピアスやタイトにまとめた髪型にも、ほどよいモード感が漂っていました。
スカーフを大活用!キャップからちらっとのぞく個性
築地本願寺でお参りしていた女性は、キャップの下からちらりとスカーフがのぞいていて、その首元にもスカーフ。柄×柄なのにやりすぎ感がなく、首・髪・帽子が連動したスタイリングが新鮮でした。
暑い日でも、自分の「好き」をちゃんと装いに取り入れている感じがすてきです。