湿度が高い時季は、洗濯物の生乾きや水回りのカビが気になるところ。とくにお風呂はカビが増えやすく、注意したいのが「浴槽エプロン」です。ライフオーガナイザーの尾花美奈子さんも、以前は汚れ具合が見えないため、「掃除をしようとしたらカビだらけになっていた…」という経験があったそうです。そこで頻度ややり方を見直し。今回は浴槽エプロン掃除で変えたことについてご紹介します。
すべての画像を見る(全4枚)黒カビ発生!年1回と勘違いしていた「エプロン」掃除
新米主婦だった頃、雑誌かなにかで見た「大掃除リスト」に「浴槽のエプロン」と書いてありました。それを見た私は、「エプロンの掃除は年1回、大掃除でやるもの」と、勘違いしまったんです。そもそも、浴槽の下が外れることも結婚して初めて知ったくらいですから、その掃除の頻度まで知るわけがありませんでした。
そのため、大掃除のときだけでは回数が少なく、大量の黒カビが発生…という恐ろしいことになってしまいました。漂白剤の強いにおいがするなか、エプロンの中をゴシゴシこすって悪戦苦闘することになり、散々な目にあったと記憶しています。
のちに知ったのですが、お風呂のエプロンは一般的に半年に1回、年2回を目安に掃除をした方がいいそうです。
捨てるお風呂スポンジでマメ掃除
その後、エプロン掃除の頻度を見直し。今はお風呂掃除用のスポンジを交換するタイミング(だいたい1か月半に1度)でエプロン掃除をしています。半年に1度、4か月に1度など頻度をいろいろ変えてみて、わが家の場合は「マメにするのがいちばんラク」ということがわかりました。
回数が多すぎると大変に感じる方もいるかもしれません。けれど、マメに掃除をした方が多少のヌルつき程度ですみ、黒カビの発生レベルにはならなくなりました。
ニオイの強い漂白剤を使う必要もなく、普段のお風呂掃除と同じように洗えばキレイになるので、ハードルが低いんです。とくに子どもが小さいうちは、短時間かつ簡単にできるに越したことはありませんでした。
この方法に変えてから、エプロンを外してもカビに怯えることはなくなりました。今も無理なく続けられています。