共働きや、小さな子どもがいる家庭は、できるだけ家事の負担を減らしたいもの。
「さまざまな掃除グッズが出てきて便利になってきましたが、逆に“もたない”暮らしで家事の負担を減らすこともできるんです」というのは、家事や掃除をラクにする工夫を発信し、著書もあるAyakaさん。詳しく伺いました。
家をきれいに保つために捨てても困らなかったもの4つ
わが家では、ものをなくすことで家事の負担を減らしています。今回は、「これをなくしたら家事の負担が減り、家をきれいに保つことができている!」というアイテムをご紹介したいと思います。
●ゴム手袋
昔、祖母や母がゴム手袋をして掃除や洗い物をしていた記憶があります。
なので、それが普通という考え方でいましたが、意外にもゴム手袋は大きくつくられているので使いづらく、細かい作業をする際は指の部分が余るので扱いにくいと感じていました。また、保管場所や交換時期にも迷うところ。
そんなゴム手袋をなくし、使い捨ての手袋に!
使い捨ての手袋はぴったりとフィットするようにつくられているものが多く、素手の感覚で作業ができます。
小さなボックスにたくさん収納できるので、おトクな大容量を購入して、キッチン、トイレ、洗面所などに分けて収納すると便利です。
わが家が使っているのは100円ショップ、セリアのボックス。一枚一枚するっと取れるので使いやすいんです。
●排水口カバー
水回りの排水口には、汚れが見えないようカバーがついていますよね。
わが家ではこのカバーをなくしました。
お風呂の排水口にカバーがないと子どもたちの足が落ちるのでは? と心配しましたが、意外と大丈夫。下の子が0歳児のときからなくしていますが、落ちたことはありません。
この排水口カバーをなくすメリットは、汚れを目に見える形にすることで、きれいにしたい! という気持ちにさせること。
髪の毛や生ゴミがたまった排水口は、カバーをあけたときに汚くてげんなりすることがしょっちゅうありましたが、汚れを見える化することで、逆に毎日汚れたら掃除するという習慣になりました。
排水口カバーがないと、アルコールスプレーもシュシュッとしやすいですよね。
●台ふきん
昔から台ふきんは布! というイメージが強く、当たり前のように使っていましたが、洗濯していてもすぐに臭ったり汚れたり…。100円ショップのふきんを買っても意外とすぐ取り換えなければいけないので、コストがかさんでいました。
そこで、わが家では布ふきんをダスターにチェンジ!
菌がついた台ふきんを使うのは、テーブルに菌をなすりつけているようなもの。
でも毎日の煮沸消毒は、共働き家庭や、家事や育児に追われる主婦にとっては省きたいところですよね。
わが家では無印良品の業務用ダスターを使用。100枚入りを半分に切って200枚にして使っています。2000円以下で購入できますが、毎日取り換えるわけではないので1年以上もちます。
煮沸する手間が省けてこの金額なら言うことないなと思います。
キッチンリセットの際、最後に床もふいてポイっとできるので、家をきれいに保ちやすくなりました。
●トイレブラシ
トイレブラシも菌がたまりやすいところ。
意外なことに、トイレの悪臭はトイレブラシから出ていることもあるんです。
そのため、流せるトイレブラシを導入して使い捨てに!
わが家では無印良品の柄づきスポンジの柄部分を利用し、収納スペースを節約。
汚れたものはその場で捨てて除菌する手間を省き、きれいを保つ。忙しい方には必要なことかもしれません。
ゴム手袋や排水口カバー、台ふきんにトイレブラシ。必要だという思い込みを捨てて、思いきってなくしてみるというのもありかもしれませんよ!