片付け中に、ふと懐かしいスカーフが出てきたことはありませんか? 昔いただいたり、購入したものの、最近はあまり使う機会がない…と思う方もいらっしゃるのでは。そこでスカーフの魅力的な活かし方を、元祖・節約主婦として知られる若松美穂さんがご紹介します。
すべての画像を見る(全7枚)スカーフの使いこなし方を考えるのが楽しい
先日、タンスの奥にしまいこんでいたスカーフを見つけました。周囲に聞いてみると、私たちの世代はスカーフをもっている方が多いようです。数十年前の新婚旅行や海外で購入したり、おみやげやプレゼントでいただいたり、身内の形見だったり…。けっこうな本数をおもちの方もいらっしゃいます。
けれど、あまり使いこなせていないもののひとつなのかもしれません。せっかくあるのだから、どう使おうか考えることが今の楽しみです。
カゴバッグの持ち手に結ぶ
最近は、これからの季節に活躍するカゴバッグに巻いたりしています。
チャックやボタンで閉じられるバッグもありますが、そうではない場合は中身が丸見え。街や電車のなかで「上からスッとお財布だけとられた」という話を聞いたことがあるので、防犯の意味も込めてスカーフで中身を隠します。
ただ上に乗せるだけですと、素材がツルツルしていてなにかの拍子に落とすことも考えられます。そこで、私は片方だけ持ち手に結びます。
少し垂らして、ひと結び。不安な方はふた結びしてもよいでしょう。
結んで残った部分をふわっと広げて、荷物を隠すように乗せるだけ。おろした部分はバッグのおしゃれポイントになります。