日帰りやプチ旅行の途中で立ち寄りやすく、食事もお土産選びも楽しめる「ご当地スーパー」。なかでも今回は、県民のニーズに応える商品選びに定評がある群馬のご当地スーパー「ベイシア」をピックアップ。国内外のスーパーを知りつくした、食文化研究家のスギアカツキさんが、おすすめ商品を厳選して紹介します。
すべての画像を見る(全9枚)群馬のご当地スーパー「ベイシア」は、魚の総菜が大充実
群馬県で知らない人はいないほど、地元民に支持されている大手スーパー「ベイシア」。店内を見ていくと、「魚」の総菜や弁当が充実していることに気がつきます。
群馬と言えば海なし県であり、魚には縁がなさそうなイメージを抱きがちですが、実際に総務省が発表する都道府県別の家計調査を見ていくと、マグロやサケ、カニといった魚介類の年間購入量はベスト10に入っているのだとか。つまり群馬県民には魚好きの傾向があり、そのニーズを満たそうと「ベイシア」でも長らくマグロの販売には力を入れてきているといいます。
そして今ではマグロ以外の魚にも力を入れ、手軽に食べられる魚介類を豪快に使ったお弁当が大人気になっているのです。それでは具体的にどのような商品が並んでいるのか、見ていきます。
お魚屋さんの弁当シリーズが大好評
弁当・総菜コーナーに行くと、色とりどりの魚総菜がずらりと並んでいるではないですか! まず驚いたのが、大ぶりの魚介類が乗った「お魚屋さんの弁当シリーズ」。
厚切り銀鮭西京焼き、ブリの照焼、北海道産ホタテの照焼のほか、「お魚屋さんのいかめし重(646円)」は駅弁と肩を並べるほど本格感あふれる商品です。
また、和食専門店でもなかなか出合えないような「厚切りかれい味醂焼き弁当」や「鮭はらこ重」もそろっており、これらを600円台~700円台で購入できるのが夢のよう。もちろん添えられている副菜に手を抜くようなことはなく、食欲を刺激するおいしそうなビジュアル…。非日常である旅先の食事としても、十分満足できるレベルです!
魚を「ちょっと食べたい派」も満足なユニーク商品
弁当以外にも魅力的な商品がたくさん。
たとえば、おにぎりの上に鮭ハラスや明太子が乗った「お魚屋さんの鮭ハラス明太のっけご飯」は、魚総菜をちょっとだけ食べたい人にはピッタリの商品。おにぎり専門店で同類商品を食べようとすると500円は優に超えてしまうことを考えると、いかにコスパがよいかがわかるでしょう。
ほかにも「うなたまのっけご飯」や「ほたて照焼のっけご飯」などがそろっています。