帽子はコーディネートのアクセントになるだけでなく、顔まわりの印象も大きく左右します。そのカギとなるのが「前髪の扱い」。前髪次第で、同じ帽子でもぐっとおしゃれにあか抜けるんです。帽子をかぶったとき、前髪をどう扱えばよいかを、メガネと帽子のライフナビゲーターである里和(さとわ)さんに教えてもらいました。
すべての画像を見る(全6枚)帽子をかぶるときは、前髪を出すのがオススメ!
帽子をかぶるとき、前髪は出す? 出さない? 前髪の扱いって地味に悩みますよね。
里和的には「前髪を出す」がオススメ! 理由は3つあります。
1:輪郭が目立たない
おでこを出すと、輪郭が目立つのでお顔が大きくなったような錯覚が…。前髪で程よくお顔が出る面積を小さくすることで、小顔効果にもなります。
2:老け見えしない
おでこって表情によっては横ジワができたりして、年齢を感じやすい部分でもあるのです。前髪で隠すことで、若々しさを保つことができます。
3:帽子が汚れない
おでこを出してかぶるということは、帽子が直接おでこに当たるということ。そうすると、帽子の内側にファンデーションや汗がつきやすくなります。前髪を出してかぶることで、前髪がクッションとなって帽子のファンデーション汚れや汗じみをカバーしてくれます。
かぶる前の準備が8割! 前髪の束感が大切
前髪を出して帽子をかぶるとき、あなたはどっち?
とりあえず帽子をかぶって、あとから前髪を整える? それとも、前髪を整えてから帽子をかぶる?
正解は、前髪を整えてから帽子をかぶることです。
というのも、帽子をかぶってから前髪を整えようとしても、うまくいかないことが多いんです。帽子をかぶったまま力づくで前髪を整えようとしても余計にぐちゃぐちゃになり、結局帽子を脱いで前髪を整え、かぶり直すことになる可能性大。
帽子をかぶる前に8割決まっているといっても過言ではありません。
そのとき重要なのが前髪の「束感」。
前髪はちょっとした毛先のパサつきも目立ち生活感を感じさせてしまいますが、束感を出すだけでそんな生活感が吹っ飛んでしまいます。さらに、束感があるとおでこが透けて見えるので軽やかな雰囲気にも。
束感を出す方法は簡単ですので安心してください。毛先にオイルを塗るだけでOKなんです! 髪の根元にまでオイルを塗ると束感を通り越してベッタリしてしまうので、そこだけ注意してくださいね。
前髪の毛先にオイルを塗るだけでもパサつき感がなくつやも出て、正面から見るとまるで髪全体をきれいにセットしたようにもなります。