夫の転勤による5回の引っ越しを経てものを減らし、すっきり暮らしを楽しむ防災士で食器店の店主・かなさん(40代、夫と子どもの3人暮らし)。「ものの量を減らしたら、湿気対策もラクになった」と実感しているそう。ここでは、少ないもので暮らすメリットと、梅雨シーズンに心がけている「クローゼット・玄関・寝具の工夫」について語ります。
すべての画像を見る(全3枚)1:服の数を減らし、クローゼット内のカビを防止
天気のいい日には、なるべく窓をあけて風をとおしていますが、雨が続くとそういうわけにもいきません。
以前住んでいた古い賃貸住宅で、押し入れに収納していた服をカビでダメにしてしまった経験から、とくに湿気がこもりやすいクローゼットには除湿剤をセットし、湿気対策を心がけています。
また、着ていない服を見直し数を減らしたことで、クローゼット内の風とおしがよくなったからかカビが発生しなくなりました。
2:靴の数を見直して、掃除とにおい対策がラクに
ジメジメだけでなくにおいも気になるゲタ箱は、定期的に靴を全部出してアルコールで棚板をふいています。この作業も、靴をぎゅうぎゅうにつめていたときはなかなか大変でしたが、靴の数を見直し減らしたことで、負担も少なくなりました。
クローゼット同様、つめこみすぎるとゲタ箱の換気がしにくくなってしまうので、靴を適度な数に見直すことは必要だったと感じます。
また、脱臭剤も併用することでにおいは気にならなくなりました。