家づくり、とくに注文住宅は決めることが山積み。こだわるポイントとそうでないポイントで、検討する時間や情報量に大きな差が出てしまうことは”あるある”ではないでしょうか。約2年前に家を建てたライターも、「もう少し検討すればよかった」と思っている部分があります。それは洗面所。少し残念に思っている理由を詳しくご紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)リビングと洗面所は同じ床材を採用。ところが…
夫と子ども2人の家族4人で暮らす筆者は、約2年前に家づくりをスタート。延床面積86.94平米(約26坪)の一軒家を建てました。
床は無垢材(サクラ)、壁は珪藻土。自然素材をふんだんに使ったので、「出かけないでずっと家にいたい」と思うほど快適な暮らしです。
間取りも家事動線を意識して水回りをまとめたりと工夫して大満足。でも、洗面所の床についてはもう少し検討すればよかったと思っています。
わが家は廊下のない間取りなので、洗面所にはリビングからすぐにアクセス可能。しかもドアをつけませんでした。そのため、リビングと洗面所が同じ床材でつながり、奥行きのある空間に仕上がっています。
統一感があるし、まさに“木の家”という感じでとてもお気に入りのながめ。でも、やはり洗面所の用途と使う頻度、そして小さな子どもがいる環境を考えると少し難点も…。