収納をコンパクトにまとめ、限られたスペースでも暮らしやすくする工夫を紹介します。40代で、四国の2LDKマンションで暮らすminiさんは、父親の遺品整理をきっかけに自分の暮らしを小さくすることを決意。将来を見据えて変えた収納をビフォー・アフターで見せてくれました。

日の光が差し込む明るいダイニングで読書をする女性
mimiさんが小さな暮らしにこだわる理由は?
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父の遺品整理を機に自分のものを減らしました

2LDKマンションの間取り図

父親が亡くなったとき、所有物の整理に時間と費用がかかったことで、「ものへの考え方が変わった」と話すminiさん。

「いま私が大事にしているものも家族にとっては不要かもしれない。残された家族に負担をかけないよう、ものを手放そうと決意しました」(miniさん、以下同)

以来、miniさんは「本来無一物(ほんらいむいちもつ)」という禅の言葉を大切にしているそう。

「人はなにももたずに生まれてくるので、執着すべきものはないという考え。ものを減らすと、雑念や悩みが消えて、より自由に生きられる気がします」