ひな人形やかぶとなど、出番が少ないものの大切に保管したい「子どもの季節飾り」。3人の子どもを育てる、ESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザーの大森智美さんは、季節飾りの収納方法を見直したことで、さまざまなメリットがあったそうです。詳しく語ります。
すべての画像を見る(全5枚)ひな人形は衣装ケースに収納して取り出しやすく
わが家は、長女・二女それぞれのひな人形と、長男のかぶとがあります。数年前までは、購入したときの大きな段ボールのまま、すべて押し入れに収納していました。
ですが、多くの季節飾りは厳重な入れ子状になっていて収納スペースを圧迫しますし、段ボールのままでは見栄えも気になっていました。
そこで、収納方法を見直すことに。ひな人形の収納に選んだのは、天馬の「フィッツ」シリーズの衣装ケースです。
押し入れの下段に2つ重ねて、上段に小さな台座と親王飾り2組分を収納。下段には、ぼんぼりや桜橘など飾りを収納しています。衣装ケースは引き出すだけで中身を取り出すことができ、想像以上に便利でした。
最近はシンプルに親王飾りにすることが多く、出番が減った大きな屏風や台座は、収納ケースには入りきらないので押し入れの奥に収納しています。
かぶとは不織布に包むだけのコンパクトな収納に
息子のかぶとは、もともと台座の中にかぶとを収納できる仕組みになっています。そこで、外枠の二重に梱包されていた段ボールは処分し、不織布の布に包んで押し入れの枕棚に収納することにしました
「傷がついたらいやだな」と思い、なかなか段ボール収納をやめられずにいましたが、枕棚はほとんど触ることがないので傷がつく心配はありませんでした。かなり収納スペースを圧迫していたかぶとも、コンパクトな収納にしたことで余白が生まれました。