梅雨の時期、気がつくと家中いたるところにカビが発生していてどんより…なんてことありませんか? ESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザーの大熊江美子さんは、カビが苦手だからこそこの時期、徹底的にお掃除をすることにしているそうです。今回は、梅雨に知っておきたいカビ対策を3点ご紹介します。

エアコンのカビ対策
エアコンのカビ対策は?
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6月のジメジメした季節はカビと徹底的に闘う

気がつくと締めきった部屋や水回りなどに「黒い点」として現れ、放っておくと落ちにくくなる「カビ」。気温が高く湿度もぐんと上がる梅雨時期は、カビが元気になる季節。私にとって天敵です。

少しでも家の中にいるカビの総数を減らしておきたいので、梅雨時期はカビ対策をしっかりするようにしています。

●まずは定番の「エアコン」

本格的な稼働シーズンの前に、自分でフィルター掃除や送風口をアルコールで掃除をしたり、エアコンクリーニングを業者に頼んだり、部屋にカビ菌をまき散らかさないようにしています。

エアコンの送風口をアルコールで拭き掃除

キッチンペーパーにアルコールをしみ込ませて、エアコンの送風口をふき掃除。

業者にエアコン掃除を依頼したときの汚れ

業者にエアコンクリーニングを頼んだら、真っ黒な水が出てきて驚きました。

●お風呂掃除は「上」からチェック

いちばんカビが気になるのは「お風呂場」ですよね。
パッキンなど目に見える場所のカビはもちろんですが、やっておきたいのは「天井の掃除」。カビ菌は天井から降ってくると知ってから、天井をアルコールでふき掃除するようにしています。

私は、フローリング用ワイパーにキッチンペーパーをセットして、アルコールスプレーをかけてふいています。

お風呂の天井を拭き掃除
フローリングワイパーは長さがあるので、天井拭きも楽々

家事代行サービスで掃除をしていた経験があるのですが、たくさんのご家庭を見てきた中で、意外に汚れがたまっていると感じたのが「お風呂場の扉」です。

お風呂の扉
扉の上の溝をチェック

見落としがちなのは「扉の上」の部分

ホコリが層のように厚くたまっていたり、カビが発生していたりすることも。扉に通気口がついている場合は、そこにホコリがたまっていると換気能力も落ちてしまうので、この時期にチェックしてみるとよいかもしれません。