洗濯に悩みがちな梅雨。「洗濯物が乾かなくて困る」「部屋干しするとにおいが気になる」など、部屋干しに関する悩みをもつ方は多いのではないでしょうか。「家のまわりにいるカメムシが洗濯物につくのがイヤで、梅雨以外も基本的に部屋干しをしています」というESSEフレンズエディターのかつらさんは、長年の部屋干し経験から、しっかり乾き、におわない方法を見つけました。新たに高額な乾燥機や除湿器を買わなくても、少しの工夫で部屋干しが快適になる方法を3つご紹介します。

扇風機で洗濯物を乾かしている
少しの工夫で洗濯物が乾く&におわない
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1.扇風機を回し、空気を循環させる

洗濯物に扇風機で風を送る

看護学校を卒業している私は在学中に、生乾き臭の原因であるモラクセラ菌は、約5時間経過すると発生しやすくなると生物の授業で教わりました。当時、においに敏感な10代だったこともあり、生乾き臭に関する話は印象深く、よく覚えています。

5時間以内に洗濯物をしっかり乾かすためには、まず第一に風とおしをよくすることが重要。雨で窓があけられない日でも、扇風機をつけて空気を循環させると、部屋にただ干しておくよりも断然早く乾きます。ちなみに、空気が循環しやすい廊下は、わが家でいちばん洗濯物が乾きやすい場所です。

2.洗濯物同士の間隔を10cmあける

10cmの間隔をあけて干された洗濯物

空気の流れをつくるためには、洗濯物同士を近づけすぎずに干すことも大切です。とはいっても、干せるスペースは限られているので、「最低でも10cm離す」を意識すると、乾くまでにかかる時間が半減しました。

10cmの間隔は自分の手のひらを目安にして、ざっくり測るのでOK。