これから暑くなる時季のために「エアコン」の手入れは今のうちにしておきたいところ。そこで今回はダイソーの「エアコンクリーナー」をご紹介。元小学校家庭科教諭で、家事に関する著作を多くもつブロガー・よしママさんが実際に使って便利だったと感じた点を、その掃除方法とともにご紹介します。
すべての画像を見る(全11枚)今年はダイソーアイテムこれ1本でエアコン掃除が楽勝
エアコンが必要になり、いざ使ってみたらカビ臭いにおいが部屋じゅうに広がった経験はありませんか? エアコン本体の内部は、外気との気温差によって結露が発生し、それが原因でカビが発生しやすい家電です。
とくに気温が上昇する春はカビが発生しやすくなります。そこで、エアコンを使う機会が少ない今のうちにお手入れをして、夏に向けて気持ちよく使える状態にしておきましょう。
今回ご紹介するのは、ダイソー「エアコンクリーナー」(110円)です。水洗いして何度でも使用可能で、エアコン掃除を手軽に行えます。
平べったい形状のブラシになっているので、エアコンの吹き出し口にフィットするようにつくられています。フワフワの毛がひっついていて、濡らしても乾いた状態でも使用可能。もちろん乾いた状態で、ホコリとりとして使ったり、やわらかいブラシとしても使えます。
今回はこれ1本でエアコン本体を丸ごときれいにしていきたいと思います。
ダイソーアイテムを使った「エアコン」掃除方法
掃除を始める前に、必ずエアコンの電源をきっておきましょう。もし電源が見つからない場合はブレーカーを落としてから作業をしてください。また、高所での作業になるので、脚立を使い、足場を安定させて無理せずお掃除しましょう。
掃除の際は汚れやカビの飛散を防ぐために、床や周辺をしっかり養生してください。また、エアコンの取り扱い説明書を確認し、指示に従ってお手入れを行いましょう。
●1:フィルター掃除
内部のお掃除でもっとも手軽にできるのがフィルターです。フィルターにホコリが積もったまま使用すると、風がうまくとおらずエアコンの効きが悪くなってしまい、結果的に電気代が高くついてしまいます。そのため、フィルターはエアコンを稼働させる前に必ずチェックしておきたい箇所です。
まずは前側のパネルをあける前に、本体の上部に積もったホコリを取り除いておきます。このとき便利なのが、乾いた状態のエアコンクリーナーです。クリーナーでホコリを吸着させてふき取っておきましょう。
次に前側パネルをゆっくりとあけます。パネル内部にホコリが積もっている場合は、フィルターを外す前に掃除機で全体をきれいにしましょう。フィルターを外したら、掃除機でホコリが積もっている側から弱い力で吸います。
一見、ホコリがないように見える箇所でも、掃除機をかけるときれいになるので、全体をまんべんなく掃除機をかけましょう。
次に水洗いをします。先ほどホコリの積もっていたフィルターの裏面から水をかけるとするっと落とせます。このとき先ほど使ったクリーナーのホコリを落としてやさしくフィルターをこすると、落としきれなかったホコリも落とすことができます。
その後タオルでフィルターをはさみ、水気をきって乾かしておきましょう。