●2:内部の掃除
吹き出し口付近は結露によりカビ発生し、目立ちやすい場所です。風向ルーバーもあり、複雑で壊れやすいので丁寧にお掃除する必要があります。
水気をしっかり絞ったクリーナーに、中性洗剤かアルコールスプレーを吹きかけて、カビをふき取っていきます。今回は二度ぶきの手間を省きたいので、アルコールスプレーにしました。中性洗剤を使用する場合は洗剤を取り除くために水ぶきをしてください。
すべての画像を見る(全11枚)まずはいちばん外側についているルーバーの掃除からです。クリーナーで2、3回こするとカビが落とせました。
次は内部のお掃除をしていきます。左右に動く風向板のすき間に、クリーナーがぴったりとフィットして感動しました。
クリーナーをすき間に合わせて前後するだけでフワフワの毛が本体と側面を一緒にお掃除してくれます。このとき風向板を壊さないよう無理に強く押さないようにしましょう。
また、さらに奥の内壁までブラシで磨くことができます。吹き出し口だけでなく、奥まできれいに磨けるのがうれしいアイテム。両面使用して、真っ黒になりました。
再利用するときは、石けんでゴシゴシ洗ってから乾かすときれいになります。エアコンが複数台ある場合、クリーナーを1個で使いまわすのでなく、複数個用意しておくと洗うのをあと回しにできるので便利です。掃除後は水気をきってつるして乾かすことができます。
驚きのビフォーアフター
ビフォーアフターで比べてみるとその違いは一目瞭然。
吹き出し口周辺のカビがしっかり落ちたことがわかります。
今まではペーパーでふいていたので、側面の汚れは落としにくかったですが、このアイテムのおかげで今年は2分程度で掃除を終えられました。
エアコン掃除が予想より簡単に終わった
エアコン内部の掃除は限界があります。とくに内部のアルミフィン(熱交換器)や送風ファンの掃除は、家庭ではしっかり行うことが難しいため、専門業者に依頼するほうが安心です。とはいえ、毎回プロに頼むことは難しいので、家庭で可能な範囲でお手入れしておきたいですよね。
今回ご紹介したエアコン専用ブラシを使うことで、掃除を予想以上に簡単にすませることができました。いつもは内部の掃除に5分以上かかっていましたが、今回はたったの2分程度で完了。作業の手間が半分以下に減りました。
エアコン掃除は、高い場所なので腕を上げてつらい体勢での作業ゆえ、ハードルが高いと思われがちです。しかし、短時間にすませられる使いやすいクリーナー1本あればエアコンのお掃除が楽勝です。ぜひ試してみてくださいね。
※ 紹介したアイテムは、すべて著者自身で購入した私物です。店舗への問い合わせはご遠慮ください
※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください
※ エアコン内部の電気部品へ直接触れたり、水分がかかることがないよう十分な注意が必要です。誤操作は感電や故障の原因になる可能性があります