2:スケジュールには余裕をもち、移動手段にはお金をかける

旅先が決まったら、次に考えるべきなのはスケジュールです。

若い頃はいつまでも歩き続けていられましたが、50代になるとさすがにそうもいかなくなりました。美術館や博物館も2〜3か所巡ることもできていましたが、今は1か所でもヘトヘト…。そこで、最近の旅行ではスケジュールに余裕をもち、あまり旅程をつめ込まないようにしています。

また、移動手段として電車やバスは安価で便利です。しかし、土地勘がない場所だと乗り間違えたり、かえって歩き回る羽目になることもあります。

道に迷う時間と体力の消耗がもったいないので、海外ならUberやGrabといった配車アプリを活用し、タクシーを呼ぶことにしています。アジア圏なら日本より比較的手頃で利用でき、支払いもアプリ経由でスムーズ。

ひとりでタクシーに乗ることは少し気がひけるかもしれませんが、安全と時間と体力を買うと思って奮発してしまいます。

万博会場の場合は、地下鉄から入る東ゲートに比べて、バスで入る西ゲートがやや空いているようです。新大阪駅や大阪駅からシャトルバスが出ているので、料金は電車の3倍くらいしますが、活用して直行するのがいちばんラクかなと思います。ただし、必ず予約が必要なので、ホームページなどで確認を。

3:歩きやすいスニーカーは必須

愛用のスニーカー
愛用中のTHE NORTH FACEのスニーカー
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50代からの旅には、とにもかくにも歩きやすいスニーカーが必須です。どんなに普段歩きやすくても、普通の靴だと足がすぐに痛くなってしまいます。

私が愛用しているのは、アウトドアメーカーのトレッキングシューズ。やや厚底で、クッションが効いていて、1日じゅう歩いても足が痛くなりません。そのうえ、小川にも入れるくらいの防水タイプなので、雨の日の観光もストレスなく楽しむことができます。

デザインはややゴツいのですが、色は黒なので、靴下と合わせてブーツのような感覚でスカートにも合わせています。厚底のおかげなのか、本当に足が痛くなりづらく助かっています。

大阪万博は、会場も広く2万歩以上歩きました。パビリオンも歩いてまわるものが多いので、そのくらいはあっという間です。SNSでも、「歩き疲れた」「スニーカーにすればよかった」という投稿をたくさん見たので、ぜひ歩きやすいスニーカーをゲットしてからお出かけくださいね。

50代以上の割引サービスも活用して、おトクにひとり旅

ちなみに、今回の大阪・関西万博への旅には、JR東海の「50+」という50歳以上が使える割引サービスを利用しました。新幹線とホテルのセットが時期によってはかなり安くなります。50歳からの旅はそんな役得もありますから、これからも、「思い立ったら即旅立ち」でいきたいと思っています。