エコロジーも気にするのがフランス。再び「よいものを大切に」するおしゃれに
すべての画像を見る(全4枚)安くてかわいい服に夢中になっていた買い物熱が、この法案の可決で少し冷めた気がするのは私だけでしょうか。ファストファッションは、安いなら取り入れてみようと思っていた一方で、しょっちゅう買い替える必要があり、廃棄は環境に悪いということが実は気になっていたのでしょう。この法案の可決でハッと我に返った気がします。
さらに、靴やバッグを買い替えずに修理に出したり、大切にメンテナンスしながら洋服を着たり、古着屋やリユースサイトなどを利用する風潮が強くなってきたように感じます。
お母さんやおばあちゃんの持っていたものをもらったり、友達同士で交換したりすることもよく見聞きします。
やっぱり倹約家でおしゃれなフランス人
時代の流れで紆余曲折がありました。以前はお金の節約のため、今は環境に気をつけて大量生産や大量廃棄に加担しないために、少ない中から自分に合うものを厳選する。そして大切に着る。
その「しばり」があるからこそ、フランス人は有り余るものを持つよりも頭をひねって自分らしいおしゃれができているのだと思います。