有名温泉地では「ゲストハウス」もアリ
すべての画像を見る(全3枚)有名温泉地でひとり旅をする場合、最近ですと、温泉がついたゲストハウスに泊まるという選択肢もあるように思います。
別府や熱海、箱根ではとくにゲストハウスが増えてきました。ゲストハウスの多くが新規で建てられたものではなく、以前は企業の保養所として使われていたり、小さな旅館や民宿として使われていたりしたところです。
食事は併設のカフェがあるところもあれば、持ち込み自由な素泊まりスタイルのところもあってさまざまですが、ひとり旅客も温かく迎え入れてくれます。そしてなにより、有名温泉地のわりに、比較的安い価格で泊まれるのはうれしいものです。
さらに、インバウンド需要もあって海外の方向けに造られていることが多いためか、どこのゲストハウスでもWi-Fi環境が整っていたので、快適に過ごすことができました。
箱根登山電車終着点のゲストハウスをリピート
私もコロナ禍では、密を避けつつも温泉に入りたいという点と、リモートワークができる場所を確保したいという点から、有名温泉地にあるゲストハウスに積極的に泊まっていました。
なかでも、箱根登山電車の終点駅・強羅駅から徒歩2分ほどのところにある温泉つきゲストハウス「HAKONE TENT」は、こぢんまりとした湯宿でひとり部屋もあり、値段も1泊4000円台とリーズナブルなので、箱根ひとり温泉旅にはぴったり。何度かリピートして投宿していました。
併設されているカフェの窯焼きピッツアがとてもおいしく、温泉も貸切の内湯が2つもあり、ひとり気ままに湯旅を過ごせたいい思い出です。
『おとな「ひとり温泉旅」のススメ』(三笠書房刊)では、ほかにもひとり旅のノウハウから、意外と知らない温泉の教養まで、たっぷり紹介しています。
