仕事や育児に忙しい毎日、家事中や留守中に部屋を自動で掃除してくれるロボット掃除機は、まさに救世主。その中でも「ルンバ(Roomba)」は、2004年の発売以来、多くの家庭で愛され続けてきたロボット掃除機の代表格です。今回、その「ルンバ」が初めて全機種を大幅リニューアル! 新製品発表会にESSEonline編集部が参加し、進化したルンバについてレポートします。

新生ルンバ
ますます便利になった「ルンバ」を大紹介

新生ルンバは機能の異なる6機種9モデル!

男性とルンバ
写真左がアイロボットジャパン 代表執行役員社長 挽野 元氏、右がアイロボット・コーポレーション CEO ゲイリー・コーエン氏

「すべてが新しい、オールニュー・ルンバだ」と新たなルンバの誕生を発表したのは、2024年から新たにアイロボット社のCEOに就任したゲイリー・コーエン氏。自己紹介とともに「(日本の家庭への)普及率10%を目指す」という日本市場への意気込みやマーケットの現状、新生ルンバと新たなビジネスモデルへの思いが語られました。

新生ルンバは6機種、9モデル。多様化するライフスタイルに合わせ、機能や価格を選べるラインナップです。

ここでは、新たな6機種についてレポートします!

初めてロボット掃除機を使うなら「Roomba」シリーズ

Roomba105 Combo
「Roomba 105 Combo ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」(オンライン限定モデル)は59200円。充電ステーションがつかない「Roomba 105 Combo ロボット」は39400円

シンプルな間取りやコストパフォーマンスを重視したい人に向けて開発された「Roomba」シリーズ。「Roomba 105 Combo ロボット」「Roomba 105 Combo ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」と、「Roomba 205 DustCompactor Combo ロボット」の3モデルです。

Roomba205 DustCompactor Comboロボット
「Roomba 205 DustCompactor Combo ロボット」59200円

初めてロボット掃除機を使用する方にも取り入れやすい3〜5万円台という価格帯でありながら、掃除機がけ&水ぶきの両方ができるんです。

●水ぶきモードもシンプルな作業だけで使える

モップパッド

ふき掃除は、裏側にあるタンクにモップパッドを装着し、水を入れて行います。アプリから好みの水分量を設定することも可能。

清掃モードは、掃除機がけのみ、水ぶきのみ、掃除機がけと水ぶきの3パターンから選べます。

●業界初のゴミ圧縮機能で手間もストレスも減る

ダストボックスの中身
左端の従来のものよりぐんと大きくなったダストボックス(中央)。およそ60日分のゴミ(右・白綿のくらいの量)を圧縮しながらためておける

もちろん吸引力もパワーアップ! さらには、業界初の機械式ゴミ圧縮機能「DustCompactor」を搭載。

集めたゴミを継続的に圧縮し、本体に収納することができるので、最大60日間もゴミ捨てが不要に。そのため、充電ステーションが従来の物よりとてもコンパクトで、設置場所にも困りません。

ルンバ205
稼働音はやや静か

今回のリニューアルでは、すべてのモデルに高性能センサー「Clear View LiDAR」を搭載。素早いマッピングで部屋の間取りを把握、正確に清掃してくれます。

専用のセンサーがカーペットを検知、回避しながら水ぶきをするほか、段差からの落下も防いでくれますよ。

 「Roomba」シリーズをもっと詳しく!

すみずみまで徹底した水ふきを求めるなら「Roomba Plus」

Roomba Plus
左の「Roomba Plus 405 Combo ロボット+ AutoWash 充電ステーション」は98800円、右の「Roomba Plus 505 Combo ロボット+ AutoWash 充電ステーション」は128400円

今回発表された9種類のルンバのうち、ミドルレンジに分類されるのが「Roomba Plus」の「Roomba Plus 405 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」と「Roomba Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」。

●大判の円形モップで床の汚れをくまなくキレイに

DualCleanモップパッド
左のパッドが外側にはみ出すことで、壁際までしっかり水ぶきしてくれます

こちらの2モデルは、ルンバ初の2つの大判円形モップパッド「DualCleanモップパッド」を採用され、水ぶき機能が大幅にアップデート。

とくに「Roomba Plus 505 Combo ロボット」には、壁際の水ぶき時にパッドが伸縮する機能も追加され、部屋のすみずみまでしっかり清掃してくれます。

Roomba Plus 505 Combo ロボット
「Roomba Plus 505 Combo ロボット」はモップパッドを温風で乾燥させる機能も

「AutoWash 充電ステーション」は、最大75日分のゴミを紙パックに排出・収納。ロボットが清掃後に充電ステーションに戻ると、なんと自動でモップパッドを洗浄、送風(404のみ)あるいは温風(505のみ)による乾燥までも!

セルフクリーニングサイクルでステーション内にゴミがたまることも防ぐので、人の手によるメンテナンスの手間も大幅に削減してくれます。

 「Roomba Plus」シリーズをもっと詳しく!

吸引力重視なら最上位シリーズの「Roomba Max」

Roomba Max
「Roomba Max 705 Vac ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」98800円

フラッグシップモデルカテゴリーとなる「Roomba Max」は、アイロボットが35年以上にわたって蓄積したテクノロジーにより、ルンバ史上最高の清掃力を実現した機種。床に密着する2本のゴム製デュアルアクションブラシが、微細なゴミやペットの抜け毛なども逃さず吸い上げます。

カーペットを意識して自動で吸引力をパワーアップする「カーペットブースト機能」もあり、カーペットの奥に潜むゴミやホコリもパワフルに一掃します。

Roomba Max
実際のデモンストレーションでも、直前に置かれた充電ケーブルを素早く認識し、しっかりと回避! 記者からも感嘆の声が

さらに、高性能センサーで暗い場所でも間取りを素早くマッピングし、ルンバが誇るAIテクノロジーによって、コード、靴、ペットの排泄物など、一般的な家庭にあるアイテムを認識、回避します。

パワフルな吸引力で掃除機がけに特化しているので、水ふき機能はなし。その分、コンパクトな充電ステーションで、設置に場所をとらないところもうれしいですね。

 「Roomba Max」シリーズをもっと詳しく!

進化した「ルンバ」で毎日が快適に

発表会

多くの取材記者が訪れていた発表会。より使いやすく、便利に進化したルンバは、さらに私たちの生活に役立ってくれそうです。

今回ご紹介したルンバのなかには、サブスクリプションサービスでお試し利用することもできます。気になる方はご自宅やライフスタイルに合うか一度使ってみるのもいいかもしれません!

 自分の家に合うルンバをチェック!

問い合わせ先:アイロボット