リゾート感のある家を夢みて、植栽に「ココスヤシ(ヤシの一種で、比較的小ぶりな品種)」を取り入れた住宅事例です。2年が経過して「マイホームハイ状態」から覚めた現在、施工前の工務店からのアドバイス「ココスヤシはメンテナンスが大変」と言葉を身をもって感じることに…。理由を詳しく語ります。

リゾート感ある外構
ココスヤシで「リゾート感のある家」になったものの…
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目指すは「リゾートを感じる」家づくり

わが家は夫婦と4歳、1歳息子の4人暮らし。地元の工務店で、2022年12月に5LDKの一軒家を建てました。

筆者は生まれも育ちも内陸県のため、海や南国へのあこがれがあります。そのため、「リゾートを感じられる、ハワイのホテルのような家」を家づくりのテーマに、夢をふくらませました。

そんな筆者が、家の外観の打ち合わせ時に工務店に伝えた要望は2つ。

・ヤシの木のライトアップが映える白壁が絶対条件

・ヤシの木の種類は、見た目が好みのココスヤシ

これに対し工務店からは、「ココスヤシ、見た目がいいですよね。でも、葉っぱが硬くて案外メンテナンスが大変ですよ」とアドバイスされました。しかし、夢のマイホームづくりに浮かれていた筆者は「大変でもココスヤシがいいです!」と言いはったのです。

ココスヤシで思い描いた外構が実現!

ココスヤシのライトアップ

工務店から提案された外観は、筆者の要望どおりのものでした。また、外構の担当者も、思い描いたとおりのサイズ感のココスヤシを手配してくれて、ライトの向きの微調整にも応じてくれました。

理想としていた庭木のライティングが実現し、ライトアップの美しさに、筆者はまさに「マイホームハイ状態」となりました。しかし、2年暮らしてみると、工務店からの忠告を身をもって感じることに…。