キッチン選びは家づくりの楽しみのひとつです。ショールームに行くと憧れのキッチンにワクワクしますね。ESSEフレンズエディターで二級建築士の御園生梓さんは対面キッチンに腰壁の設置をオススメしています。じつは収納のプロたちも腰壁ありのキッチンを選ぶ人が多いそう。その魅力を伺いました。

ズボラさんにオススメ!腰壁ありのI型キッチン
ズボラさんにオススメ!腰壁ありのキッチン
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ズボラさんを救うのはキッチンの腰壁(物理的メリット)

カオス状態を隠してくれる腰壁はズボラさんの強い味方。
カオス状態を隠してくれる腰壁はズボラさんの強い味方

腰壁があることでズボラさんがラクになるポイントがたくさんあります。いちばん大きなメリットはキッチンの乱れを隠せること。調理中のキッチンはお皿や鍋、調味料が散乱しますが、リビング・ダイニング側に腰掛けるとそれらがすっかり見えなくなります。

また、キッチン側の腰壁にニッチ収納をつくると収納量を増やすことができます。調味料やよく使うコップを収納するのにとても便利です。

腰壁があると精神的安定が得られる(精神的メリット)

キッチン

「自宅がいつも散らかっている」というイメージを持つことは、メンタルに大きなダメージを与えます。キッチンの腰壁は生活感を隠すので、料理をする方だけでなく家事をしない家族にとっても精神的な安定感やリラックス効果が期待できます。

毎食後に片付けていても、水きりカゴなどにものが出しっぱなしになりがちなキッチン。その様子を視界から消すことはLDKの居心地のよさに直結するのです。