今年もGWが近づいてきました。列車の旅を計画している人も多いのではないでしょうか? 今回、列車旅をするなら必ず知っておきたいきっぷの購入ルールについて、ひとり鉄道旅歴17年の漫画家&文筆家のやすこーんさんに教えてもらいました。これから新幹線のチケットを取る人も必見の情報が満載です。
すべての画像を見る(全3枚)人気の観光列車のきっぷを取りたい
観光列車の指定席券や、特急列車・新幹線の指定席特急券は、乗車日1か月前の10時から発売されます。
きっぷは「みどりの窓口」「えきねっと」「e5489」「旅行会社」ほかで取ることができますが、どこも条件は同じ。乗車日の1か月前の10時から、一斉に争奪戦が始まります。人気のきっぷは数分で売りきれてしまうことも。取れなかった場合は、キャンセル待ちが出ないかこまめに調べたり、窓口に聞きに行きましょう。
●きっぷの変更は1回まで
旅をしているときに急に予定が変わった場合、きっぷは変更できるのでしょうか? はい、普通乗車券、特急券などは、乗車前であれば一度だけ変更できます。
私は旅の最終日、新幹線で帰る場合は最終の指定席特急券を買っておきます。もしも用事が終わって早く帰れることになったら、みどりの窓口に行き、時間変更してもらうというパターンにすることが多いです。
列車の便は同じで普通車指定席をグリーン指定席にする場合も、1回まで変更可能。寝台特急サンライズの寝台特急券も同様です。2回目の乗車変更は、一度キャンセルして払い戻し、再度新たに取るということになります。
また、新幹線の自由席は何時の便に乗っても大丈夫ですが、指定席を取ったのにその新幹線に乗り遅れてしまった場合。それ以降に発車する新幹線の自由席にかぎって、そのきっぷのまま乗車することができます。
東北新幹線で全車指定席だった場合、立席(座れずデッキに立つ)となります。また、乗り遅れた指定席特急券は使っていなくても払い戻しはできません。