4:インテリア雑貨は引き算で飾る
すべての画像を見る(全8枚)インテリア雑貨は小さく細々しているため、飾ろうと思えばいくらでも飾れます。以前までは、かわいいからと集めた雑貨をすべて並べていました。「好きなものに囲まれたい」という思いが強かったのだと思います。しかし、飾るものが増えていくにつれて落ち着かなくなり、愛着が薄れていきました。
そこで、飾る雑貨をお気に入りのものだけに厳選していきました。余白を意識すると、ひとつひとつの雑貨の個性が際立ち、まるでアートのように感じられます。飾るものを限定するようになってからは、春は切り花を飾ったり、冬はお香を立てたりして、部屋の雰囲気を変えています。
部屋がすっきりするだけではなく、手軽に気分転換ができるようになりました。
5:情報量が多い場所は布で覆う
デザインが統一されていない場所は、どうしても雑多な印象になってしまいます。たとえば、わが家の本棚は情報量が多い場所でした。だからといって、仕事に必要な本を手放すわけにもいきません。そこで、布で覆うことにしました。
これだけで情報量が減り、片付いた印象になります。ただし、布で隠したままだと中身が把握できなくなるので、定期的に本の量を見直すように心がけています。
大切なのは完璧な部屋を目指すのではなく、自分にとって心地いい空間をつくることだと思います。部屋も、暮らしも、少しずつ整えていけば、どんなに小さな家でも理想の空間に近づけると感じました。