少ない服で暮らすメリットを紹介します。7歳と2歳の息子を育てながらシンプルな暮らしを実践している、整理収納アドバイザーでミニマリストのあさこさん。「100着以上あった服を8割減らすことに成功し、必要最小限の服で暮らすことの快適さに気がついた」と話します。そんなあさこさんに「服の減らし方」と「減らしてよかったこと」をレポートしてくれました。
すべての画像を見る(全4枚)たくさん服を持っていても心は満たされていなかった
現在の家に住む前は100着以上服をもっていました。クローゼットは「ハンガーラックにたくさんの服がかかっている」「衣装ケースの中にも服が眠っている」状態でした。
毎朝の服選びに悩み、新しい季節が来るたびに「着る服がない」と嘆いていました。目の前にはたくさんの服がかかっているというのに!
たくさんの服を持っていても、心が満たされた状態ではなかったのです。
100着以上の服を8割減らした「手放す6ステップ」
引っ越しを機に、服を手放す決意をしました。私が実際に行った方法を紹介します。
●1:すべての服を見える化
まずは、クローゼットや衣装ケースの中の服をすべて出しました。「こんなにたくさん持っていたの?」と驚きつつ、現状を把握することができます。
●2:1年着ていない服を手放す
分かりやすい捨てる基準を決めて捨てていきました。私の基準は、「1年着ていない服」。四季を通してなくても大丈夫だったのだから、今の自分には不要と判断しました。
●3:しっくりこない服を手放す
よれていたり、シミがあったり、毛玉ができやすかったり、鏡で合わせて微妙…と思った服を手放しました。毎日着ていて、気持ちのよいものと過ごしたいと思ったからです。
●4:合わせにくい服を手放す
赤いワンピースや、柄物などの、ほかの服と合わせにくい服は、私の場合は着用頻度が少ないと思ったので手放しました。
●5:衣装ケースを手放す
ここまでくると手持ちの服の数が減り、ハンガーにかけるだけでよい枚数になりました。ケースがあるから、服を溜め込みたくなってしまうんですよね。なので、ケースごと手放して「もう増やさない」と決意しました。
●6:本当のお気に入りだけに厳選
手放す習慣がついてきて、本当に着ていて満足と思える服だけを選べるようになりました。気づいたら8割以上のがなくなっていました。