大の漫画好きとしても知られるTHE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦さんが今イチオシの作品を紹介。ここでは、実写映画化も話題になった細胞擬人化漫画『はたらく細胞』について語ります。

THE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦さんがイチオシ漫画を紹介!
THE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦さんがイチオシ漫画を紹介!

楽しみながら人体の不思議が学べる一冊

はたらく細胞』清水 茜/著 講談社刊 全6巻

人間の体の中で、年中無休で働く細胞たち。私たちの健康と命を守るため、今日も全力で酸素を運ぶ赤血球や細菌と戦う白血球。しかし、そこには知られざるストーリーがあり…。楽しみながら学べる、細胞擬人化漫画。

はたらく細胞(1) (シリウスコミックス)

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暮れに観た映画があまりにもおもしろかったので、原作を「今年のコミック始めに」と読んだところ、あっという間にその世界観に引き込まれました。

この作品最大の魅力は、人体の構造が詳細に描かれ、さまざまな細胞が擬人化されている所でしょう。細胞それぞれに個性が与えられているため、生物学的知識としてではなく、物語として楽しむことができます。

細胞の擬人化という発想は、読者が科学的知識を得るだけでなく、日常生活と人体の密接な関係を理解する手助けになりますからね。

この作品を読んでいると、自分の身体がどのように守られているのか、改めてその大切さまで再認識しました。現代では健康や身体に対する理解がますます重要視されていますから、これを通じて、子どもから大人まで、楽しみながら学ぶには最適のコミックだと思います。

THE ALFEEも、いよいよ3人とも古希を迎えましたが、春にはライブツアーが待っています。僕らの「はたらく細胞」にも、まだまだ元気にがんばってもらいましょう。