止まらない物価上昇で、家計のやりくりが大事になっています。ただ「節約」を意識しすぎると、自分や家族がストレスを感じてしまうことも。そこで、物価高を楽しく乗りきるための疑問に、3人のお金賢者が回答。教えてくれたのは、お笑い芸人・サバンナの八木真澄さん、ファイナンシャルプランナーのいちのせかつみさん、ポイ活の達人くぅちゃんです。
すべての画像を見る(全3枚)Q:お金の話になると夫婦の意見が食い違う…
「お金の話をすると夫婦げんかに。どうしたら冷静に話し合える?」(N.Oさん・45歳)
A:「家計簿をつけることでお金の流れを可視化! 数字で納得させるべし」(くぅちゃん)
漠然と「お金がたりない」と話すのは、ケンカのもと。
「簡単でいいので家計簿をつけて、毎月なににいくらお金がかかっているか可視化しましょう。具体的な数字があれば夫も興味をもちやすく、どこにムダがあるか、どこが削れそうかなど、夫婦で話し合う糸口になります」
A:「おこづかいを渡す日など、楽しく話せる機会を月に1回つくる!」(いちのせさん)
月1回、おこづかいを渡す日に話す機会をつくるのがおすすめ。
「夫にはうれしい日なので、『どんな使い方してるの?』などと聞けば気持ちよく話してくれますよ。目標をもって貯めているなら毎月貯まった額を発表して、『こういう状況だから協力してね』と話すのも効果的」
Q:節約のモチベーションを保つにはどうしたらよい?
「節約と思うと気が滅入る。モチベーションの保ち方を知りたい!」(K.Mさん・44歳)
A:「お金で買えないものをコレクションしてTシャツ、デニムでサマになる人に!」(八木さん)
お金で買えるものばかり追いかける意識に変革を。
「ブランド服をやめて、Tシャツとデニムでサマになる人を目指して。食事や運動に気を配ってダイエットしたり、立ち居振る舞い、話し方をみがく方が、お金よりずっと大事と気づくはず」