テレビ番組やネットニュースでの特集も増加、今注目を集めているスーパーマーケット「オーケー(俗称:オーケーストア)」。ここでは、スーパーマーケット研究家としてテレビ番組でもおなじみのスギアカツキさんが太鼓判を押す「オリジナルアイスクリーム」の魅力を徹底解説します。

オーケー
オーケー最大のウリは、“高品質・Everyday Low Price”。地域でいちばん安い店を目指しているそう
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毎日特売を掲げる激安スーパーマーケット「オーケー」

オーケーは、関東エリアと関西エリアで157店舗(2024年11月時点)を展開するディスカウントスーパーです。1980年代という早い時期から“高品質・Everyday Low Price”を掲げ、小売業界の常識を打ち破るような販売戦略を実施。現金払いで約3%の割引を実施し、ナショナルブランド商品をどこよりも安く売るなど、品質やサービスをおろそかにしない激安販売を強みにしています。

しかしながら、オーケーの魅力は安さだけではありません。値上げや生鮮品の品質に関する情報など、顧客が心から知りたいと思うような内容を「オネストカード」として掲示し、健康配慮として食品添加物を極力使わない商品選びを貫くなど、品質に対する誠実さとこだわりを感じることができます。私はスーパーマーケット研究家としてさまざまな店をリサーチしていますが、オーケーを訪問するたびに必ずと言っていいほど新しい感動があります。

圧倒的においしい!オリジナルのアイスクリーム

オーケーのアイスクリーム
定番のフレーバーは6種類。会員現金払価格は¥214、非会員・カード払価格は¥220(ともに税込価格)

そんなオーケーの商品のなかでもリピ買い必死なスイーツの名品が、オーケーオリジナルのアイスクリームです。

種類は、バニラ、ビターチョコ、抹茶、ラムレーズン、ピスタチオ、ビターキャラメルシナモンの6種が定番で、期間限定で新フレーバーが登場することも。価格は214円(会員現金払価格)で、高級アイスクリームで有名なハーゲンダッツの希望小売価格が351円(ミニカップのバニラ)であることをふまえると、大きなお得感があります。コストダウンのためにパッケージが超シンプルになっていますが、これがかえっておしゃれ。店内冷凍庫でもひときわ目立つ存在感なのです。

そして気になるのは、アイスクリームの中身。まずは厳選された原材料に驚かされます。バニラにはマダガスカル産バニラビーンズ、抹茶には京都宇治抹茶一番茶、ピスタチオにはシチリア産を使用するなど徹底したこだわりが感じられ、実際に食べてみるとそのおいしさには強く納得するものがあります。

定番フレーバーでおすすめなのは…

オーケービターキャラメルシナモン

定番フレーバーのなかでも、私的なおすすめが2つあります。1つ目は「ビターキャラメルシナモン」。甘さ控えめなキャラメルフレーバーのなかにシナモンの香りが上品に感じられます。パウンドケーキやアップルパイに添えると、自宅で食べるスイーツとは思えないようなプロ級のデザートに。

オーケーピスタチオ

そしてもう1つは、ピスタチオ。一時期は大ブームになるほど注目されたピスタチオですが、今でも人気は定着。本当においしいピスタチオアイスを探している人には、ぜひ試していただきたい実力派アイテムです。