インテリアは、色選びで大きく印象が変わります。大人世代のこれからの暮らしに必要なのは、どんなカラーなのでしょうか。インテリアと色のプロである野村恭子さんに詳しく教えていただきました。
すべての画像を見る(全5枚)輝きカラーは、本物でないとチープに見える
野村恭子さんは、建築カラーコーディネーター。色がインテリアに与える影響を知りつくしていて、カラーをとおして自分らしい空間づくりを提案しています。そんな野村さんが自宅で最近取り入れているのは、ゴールド。でもピカピカのゴールドではなく、鈍いゴールドです。なぜ鈍い方がいいのでしょうか?
「地味にまとめてしまいがちな私たち大人世代のインテリアに、ツヤ感があるとおしゃれに見えます。ゴールドはツヤ感をプラスするのにぴったりで、本物だったらもちろんOK。でも、ピカピカのゴールド風のリーズナブルなものだと逆効果なんです。年齢にそぐわないチープ感が余計に際立ってしまいます」(野村さん、以下同)
だからこそ、あえてマットな鈍いゴールドがおすすめなんだそう。野村さんによると、シルバーを選ぶ場合も同じです。