軽くて使い勝手のいいプラスチック製の収納用品。便利だけれど、「押入れやクローゼットの中で使うのはいいけれど、外に見えているとなんだか気になる」という人も多いのではないでしょうか。「だったら、気になる部分だけ隠せばいいんです」と話すのは、DIYの達人・野村恭子さん。自宅で実践している、プラスチック収納をシックに変身させるテクニックを紹介します。

リビング
リビングではプラスチックが見えないほうが断然すてき
すべての画像を見る(全5枚)

古くても暮らしを楽しむ工夫:プラスチック収納は隠す

野村さんは建築カラーコーディネーター。色を駆使してインテリアを整える達人です。プライベートでは、築43年の団地をセルフアップデートするのに夢中。さまざまなDIYを施して、「古くても上質な暮らし」を実現しています。

団地の部屋

「とくに、家族でくつろぐリビングは落ち着いた空間にしたい。植物やお気に入りのオブジェを飾ってすてきに見せたいんです。ここにもしプラスチック収納があると、違和感を感じるはず。でもテレビまわりの収納は必要だったから、DIYでなんとかしようと思いました」と野村さん。

表面にベニヤ板をはるだけ。小難しいテクニックは不要

野村さんがテレビ台の下で使っているのは、無印良品のポリプロピレン追加用ストッカー。この引き出し表面に、オイル塗装したベニヤ板を両面テープではりつけました。

収納

見えるのは表面だけだから、そこを隠すだけでOK。

引き大s

「引き出しを引くとこんな感じです。サイドはプラスチックのままですが、あけるときしか見えないので問題ありません。ベニヤ板はホームセンターで購入し、カットしてもらいました」