家事の時間にこだわらない。食器洗いは翌朝にスキップ
すべての画像を見る(全5枚)3つ目は、決まった時間に家事をすることをやめました。たとえば、食器洗いは夕食後に疲れていたら洗わず、水につけて翌朝にもち越します。朝食や昼食後に体調がすぐれない場合は、次の調理時間まで水につけておくことにしています。
本当はさっさと食器を洗ったほうがすっきりします。けれど、体調が悪かったり余裕がなかったりする日は、食事後すぐに洗わなくてもだれにも迷惑がかかりません。わが家は私しかキッチンを使わないため、体調や都合に合わせて融通をきかせることにしました。
●洗濯物を干す時間も夜になった
また、洗濯の時間もこだわらないことにしました。いつも朝食前に洗濯機を回すよう習慣づけていましたが、夜までに干しても朝には乾くので、時間をずらしても困らないと気づきました。洗濯物は夫婦ふたり分と少量で、お互いデスクワーカーなので激しい汚れのつく服もとくにありません。冬場は半日あればだいたい乾きます。
また、毎日の洗濯にこだわらず、1~2日おきにするのも手だと思います。そのぶん節水節電にもつながりますね。
家事の時間を決めてルーティン化すると、なにも考えずに動けるメリットはありますが、調子の出ない日でも死守しようとがんばりがち。50代以降は疲れやすいので、融通をきかせた家事ルールでいいのではないでしょうか。
30代、40代はお子さんの面倒を見たり、働いたりしながら家事を両立することが大変だった方も多いでしょう。しかし50代以降は、暮らしに少々のゆとりができるタイミングでもあります。今の暮らしに合った、無理のない家事スタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。