いつまでもクローゼットに眠っている「着ていない服」はありませんか? YouTube「60歳からの幸せライフ」が人気の60代YouTuber ライフさんが、今の自分が心地よく着られる服だけを残すメリットをご紹介します。

ワンピース
まとうだけで気持ちが華やぐのがワンピースの力。着ていてラクなのもうれしい
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50代まで捨てられなかったバブル当時の服とヒール靴

ギチギチに服が詰まっていて、引き出しが閉まらない洋服ダンス。着たい服が取り出せないクローゼット…。かつての私は、収納しきれないほどの洋服をもっていました。

40代
体のラインがきれいに見える服が好きだった40代。スカート丈も短めです

なかには学生時代に着ていたムートンのコートや、バブル期に買った目がチカチカするような色のワンピースなどもありましたが、どれも近年は着ていないものばかり。

なのに、「高かったから」「またこういう服が流行って着られるかもしれないから」と、なんだかんだ理由をつけて20年以上もとっておいたのですから、未練たらしいにもほどがありますよね。

アニマル柄のファーコートを着ていた50代。
アニマル柄のファーコートを着ていた50代。大ぶりなアクセサリーもよくつけていました

流行はくり返すというけれど、再び流行ったとしても微妙にシルエットは異なります。買った当時から体型も変化しているのだから、着られるかどうかも怪しいところです。なにより生地の傷んだ服や、古ぼけた服は老け見えのもと。古い服を着ていいことなんてひとつもないんですよね。

子育てが終わり、時間と心に余裕ができたときにまず手をつけたのが、これらの服の見直しです。今の自分が心地よく着られる服と靴以外は、すべてサヨナラ。数が減ったことで、クローゼットの中の服がすべて可視化でき、服を選ぶ際もスムーズに。衣替えも必要ないので、家事もラクになりました。