1時間でパパッと焼きあがる「レーズン米粉パン」のつくり方を紹介します。教えてくれたのは、おいしいパンレシピの著書を多数もつ鈴木あつこさん。こねずに混ぜるだけで、難しい成形もなし。レーズンの酸味とグラニュー糖の甘さがたまらないレシピです。

米粉でつくるレーズンシュガーパン
難しい作業はなし! 初心者さんにもおすすめ
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ココが簡単!米粉パンのポイント3つ

おいしいパンレシピに定評のある鈴木あつこさんが、簡単に米粉の丸パンをつくれる3つの理由を教えてくれました。

1:こねずにぐるぐる混ぜるだけ

生地はワンボウルで混ぜるだけ。時間や力を込めてこねる必要はありません!

2:1時間でつくれる

発酵は1回だけなので、発酵2回の小麦粉のパンより時短に。しかも丸パンだから、成形もシンプル!

3:片付けがラクちん

ボウルひとつで生地づくりができるので、洗い物も最小限。米粉は水に溶けやすいので、ラクに洗い流せるのもうれしい。

レーズンとグラニュー糖が相性最高な米粉パン

たっぷりふったグラニュー糖が決め手! レーズンの酸味と甘~い砂糖の組み合わせがあとを引きます。

●甘酸っぱレーズンシュガー

【材料(6個分)】

  • A[米粉(パン用)200g 片栗粉20g ドライイースト3g 砂糖15g 塩3g サイリウム4g]
  • B[ぬるま湯(37℃くらい)200g 植物油10g]
  • レーズン 100g
  • アーモンドスライス、グラニュー糖 各適量
  • 植物油(作業用・仕上げ用) 適量

・おすすめの米粉(パン用ミズホチカラ)

おすすめの米粉(パン用ミズホチカラ)

「ミズホチカラ」という品種のお米でつくられたパン用の米粉が扱いやすくておすすめ。今回のレシピにはグルテン無添加のパン用を使用してください。

・サイリウムとは

サイリウム

オオバコ科の植物「サイリウム」の種皮を粉末にしたもの。生地の水分を吸って膨張し、ゼラチン状に変化する性質があり、グルテンのない米粉でいろいろなパンをつくるときに欠かせません。多量に摂取するとおなかに負担がかかる場合があるので、食べすぎに注意して。

【下準備】

パン作りの下準備の様子

型にするボウルに乾いたフキンをかぶせ、茶こしなどで米粉をたっぷりとふっておく。

パンの型の代用に使えるお椀

ボウルと同じくらいの大きさのものなら、型はお椀でもなんでも大丈夫。家にあるものでつくってみて。