ニットを洗濯したらすぐに傷んだり、昔買ったスーツが入らなかったり…と、衣類にまつわる失敗は多いもの。そこで、夫婦ふたり暮らしの50代ミニマリスト・本多めぐさんが「着ない服を増やさないコツ」を紹介してくれました。洋服は買う段階で気をつけると、家計の節約にもつながりますよ。
すべての画像を見る(全3枚)1:長もちするブランドで買い物をする
被服費を節約するために結局大事になるのが、服を選ぶときに「長もちするブランドの服を買うこと」です。たとえば、1回洗濯しただけで首元が伸びてしまったり、数回着たら毛玉ができてしまったり、という経験はありませんか。耐久性の低い服は頻繁に買い替えなければいけません。たとえ安かったとしても無駄買いが増えてしまうので、家計にとって致命的です。
しかし、高級ブランドである必要はありません。私はユニクロと無印良品の服をよく買いますが、お手頃価格でも長もちしています。この2店で買い物をしてワンシーズンでダメになった…という経験は今のところありません。
●有名なブランドなら手放すときも売れやすい
また、服を手放したくなったときも知名度があるため、フリマアプリで売れやすい点がメリットです。ブランドものであれば専門店に出しても買い取ってくれます。
手放すときのことを考えると「(プチプラだとしても)名がとおったお店の品」や「ブランド品」を買ったほうが循環させやすいのでおすすめです。
2:体型をキープして服のサイズを変えない
ふたつ目は「体形を維持すること」です。太ったりやせたりすると服の買い替えが必要になり、余計な出費が発生します。お腹まわりが太くなると、体にフィットしたデザインの服やボトムスが着られなくなります。入ってもパツパツで見苦しいことに。
私の例ですが、数年前に外出自粛による運動不足やストレスで7kg太りました。すると、何年も履くはずだった耐久性の高いデニムパンツが入らなくなってしまいました…。さらに上半身はピッタリとしたニットが着られなくなり、人に譲ることに。
●冠婚葬祭用のスーツは要注意
よくある例で、冠婚葬祭用のスーツが入らなくなっていた、という話もあります。スーツなど高額な服の買い替えほど痛い出費になるので、そうならないためにも体型管理が必要になってきます。
ちなみに私の母は年齢とともにだんだん太り、喪服を何度も買い替えています。そのうち1着は私がもらい活用していますが、母にとっては何万円単位の出費になったはず。50代以降は健康も気になりますので、食事や運動に気をつけつつ節約もしたいと思います。