笑いあり涙ありの完全オリジナルドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』。主演を務める香取慎吾さんに、主人公の“最低男”っぷりを演じるうちに起こった心境の変化や、初共演相手・志尊 淳さんとの気になるエピソードを伺いました。

香取慎吾さん
香取慎吾さん

笑いあり涙ありの完全オリジナルストーリー

現在放送中のドラマ『日本一の最低男※私の家族はニセモノだった』にて主演の香取慎吾さん。“最低男っぷり”を演じる様子が話題になっています。

役柄は、元テレビ局の報道マンで、今はフリージャーナリストと名乗るも、無職同様のさえない生活を送っている主人公・大森一平(おおもりいっぺい)。そんな一平が区議会議員を目指し、選挙でのイメージアップを狙うために、シングルファーザーの義弟・小原正助(こはらしょうすけ)(演:志尊 淳さん)と2人の子どもたちと暮らし始めます。そのなかで、次第に家族の問題と真剣に向き合うようになり、やがて本気で社会を変えようと立ち上がる、笑いあり涙ありの完全オリジナルストーリーです。

最低男を演じるのが気持ちよくなってきました

「クランクインする前は、『香取慎吾は“最高男”なので、ちゃんと“最低男”を演じられるかな』なんて監督に冗談を言っていたんですけど、一平を知っていくにつれ、本当に最低男だなぁと。だけど、それが気持ちよくなってきました。わかりやすく最低なときもあれば、いい人を演じているときもあるので、それが本当なのかウソなのか、僕もだまされてしまうことがあって。いい人で演じきってしまいそうになると、監督から『ここは、このあとのシーンにつながっていて、一平の本心ではないです』と言われたり。本当にみんなに好かれる主人公になるのかなって心配になるけど、楽しいです(笑)」