収納家具は大きな買い物になるので、失敗したくないもの。だからこそ、「どんなアイテムがいいのか悩んでしまい、いつまでも購入の決断ができない…」なんてことも。そこで今回は、400軒以上の片づけをサポートし、片づけの力についての著書もある整理収納アドバイザー・Fujinaoさんが、失敗しない収納家具選びのコツ5つを紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)1:買い物の前に「本当に必要なものか」考える
収納家具は大きいものが多いので、搬入するのにも手放すのにも手間がかかります。購入を決める前に、まずは「本当に必要かどうか」をよく確認しましょう。
収納がたりないから棚を追加しようと思っていたけれど、「家を片付けたらその必要がなくなった」というのはよくあるパターン。まずは部屋を整理してから購入について考えるのがおすすめです。
2:見せるか隠すか、「収納方法」を決めてから買う
散らかって見える空間の特徴として、「視界に入る情報が多い」ということが挙げられます。
ものの色、形などはそれだけで「情報の1つ」になります。なので、たとえばリビングに設置するなら「隠す収納」がおすすめ。中に入れるものを隠すことができる扉つきや引き出し式の収納家具なら、すっきり片付いた印象になります。
反対に、クローゼットなど人目につかない場所であれば、出し入れがしやすいように扉がないオープンタイプの収納が便利です。どこに設置したいのか、中に収納したいのはどんなものなのかを考えて「見せる収納」か「隠す収納」にするのかを考えましょう。
3:家具を置いたときのサイズ感をシミュレーションする
お店で家具を見ているときには感じなかったけれど、実際に家に入れてみると想像以上に大きかった…というのはよくある失敗談です。購入する前に、メジャーや新聞紙を使って家具を置いたときのサイズ感をシミュレーションしておくと安心です。
家具を置いたことで動線が狭くならないか、ドアや引き出しの開閉と干渉しないか、そして大前提として、中に入れたいものがきちんと入る大きさかもチェックしておきましょう。