子育てや仕事にバタバタの毎日、「時短」や「効率化」を意識される方も多いのではないでしょうか? 音声メディア「Voicy」や「note」でワーママライフを発信中の尾石晴さんは、仕事と子育ての両立の中で、時間の使い方に大きな変化があったのだそう。「自分にとってなにが幸せか考えることが、本当の意味で「効率よく」時間を使うことにつながる」と話す尾石さんにお話をうかがいました。
すべての画像を見る(全3枚)尾石さんの1日のスケジュールを紹介!
5:00 起床
5:30 講師としてオンラインヨガのレッスン
6:00 犬の散歩朝食子どもを送り出す
7:30 午前中いっぱいは書き物の仕事
13:00 大学院の授業、ゆるラン、外出の仕事等の用事をこなす
17:00 仕事を終える夕食の支度をしながら、オーディオブックを「耳読」
ソファーでボーッとも無駄じゃない!
11歳と8歳の男の子の子育てをしながら、「Voicy」パーソナリティ、著述家、ヨガ講師として活躍し、さらに大学院博士課程に通う尾石晴さん。限られた時間でやりたいことを“効率よく”こなす工夫を伺うと、こんな答えが…。
「以前は、“時短”だけを意識して、便利家電や家事の効率化で、時間を増やすことだけを考えていました。でも、貯金と同じで、数字が増えればいいというものではないんですよね。自分自身が、なにに時間を使うのが幸せなのかを知らないと、意味がないと気がついたんです」
たとえば、ソファに座ってボーッと過ごすのは、もったいないと思いがち。ですが、尾石さんはこのように考えています。
「家事や仕事をしていなかったとしても『30分体を休めることができた』と捉えたら、決してムダな時間ではありません。疲れが取れて体調が整ったり、家族に対してイライラせずにすんだのだとしたら、十分意義のある時間の使い方だったといえるのではないでしょうか」