仕事、育児などに追われる毎日。なるべく心穏やかに、家事や片づけに時間を取られることなく過ごしたいものです。「ご機嫌よく暮らしたいから、余計なものは家に入れません」と話すのは、建築カラープランナーの野村恭子さん。野村さんが持たないものについて、具体的に教えていただきました。

リビング
片づけるのが苦手だからこそ、ものは少なく
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ものが増えれば管理の手間も増える

野村恭子さんは建築カラープランナーとして、企業や一般の方の住まいをサポートする仕事を日々行なっています。

「やりたいことがたくさんあるから、片づけやもの探しに時間を取られたくない。そもそも片づけは苦手なので、ものをあまり持たないようにしています」

仕事で使う壁紙のサンプルやカタログも自宅にたくさんあるからこそ、プライベートのものは何事も「少なめ」を意識しているそうです。

そんな野村さんが持たないもの、そもそも家に入れないものを教えていただきました。

コスメの試供品は「愛用ブランド」のものだけ

試供品

「自分の暮らしにとって必要ない」と思うものは、たとえお試し用の化粧水サンプルのような小さなものであっても家に持ち込みません。

「もらうのは、自分が今実際に使っているブランドのサンプルのみ。旅行などで使いきれる量ですし、使い心地がわかっているので安心です」

また無料セミナーの資料やチラシなども、なるべくもらわないように。結局は見ずに、たまっていってしまうからです。

食器をたくさん持っていないから、食器棚も不要

キッチン

家族のために料理はもちろんしますが、食器はそれほど多く必要ないというのが野村さんの考え。

「築43年の団地住まいでキッチンはリフォームを行なったため、システムキッチンに収納スペースがたくさんあります。食器はそこに収まるので、食器棚はこの団地に引っ越してくるタイミングで手放しました」