「服がたくさんあるのに着る服はない…」「なんだかクローゼットがぐちゃぐちゃ…」とお悩みの方はいませんか? 40代ミニマリストのカヨさんも、20代の頃は目的もなく買い物に出かけ、無計画に購入してしまうことがあったといいます。そんなカヨさんは、9割の服を手放したことによって、ワードローブがすべて「一軍」の服になりおしゃれが楽しめるようになったのだそう。今回はカヨさんが気づいた、自分なりの「服を選ぶ基準」について紹介します。

服
ミニマリストカヨさんの「服を選ぶ基準」について紹介します。
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クリーニングが必要な衣類は選ばない

一度しか着ていないニットを処分したことがあります。大好きなブランドで奮発して購入したものだったのですが、着用後に慎重に手洗いをしたところ、乾いた頃には網目が伸び修復不可能になっていたのです。

驚いて、洗濯タグを見てみると案の定「手洗い不可」。高い勉強代でしたが、それから洗濯タグは必ずチェックするようになりました。

ですが、そもそもクリーニングが必要なニットは、クリーニングに持ち込むこと自体が面倒で、手間を想像すると結局手が伸びずたんすの肥やしに…。

今ではコート以外の衣類は必ず自宅で洗えるものを中心に購入するようになりました。特に冬の衣類は自宅では洗濯ができない「ウール」や「カシミヤ」が入ったものが多く出回るので購入の際は必ず洗濯タグをチェックするように注意しています。

肌に直接触れる衣類は「自然素材のもの」を選ぶ

クローゼット

以前の私は服質より量。手軽に購入できるプチプラの服を選んでいました。

しかし、プチプラの服は化学繊維のものが多く、肌に触れる部分がかゆくなったり首元がチクチクしてしまうなどいわゆる「化繊負け」の症状が出始めました。

そのうちに着ること自体が困難になり泣く泣く処分。そんな経験から自分が選ぶ服の素材を見直し、オーガニックコットンやリネン、ウールなどできるだけ自然素材の服を選ぶようになりました。

また自然素材のものは品質がいいものが多く、肌触りはもちろん着心地も良いので、洗濯をしたそばから手が伸びてしまうぐらいすべて一軍のお気に入りに! くわえて、自然素材のものは漂白をしたり染め直しをしたりすることもできるので、どの服も長く愛用し大切に着ています。