少し油断すると増えてしまいがちな冷蔵庫の中身。まとめ買いやちょっとした行事があるとどんどん増えていってしまいますよね。ESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザーのむらさきすいこさんも、以前はその悩みを抱えていた1人でした。しかし、いろいろと試行錯誤した結果、ちょうどいい管理術にたどり着いたそうです。今回はむらさきんんの「ラクに続く冷蔵庫の管理術」をご紹介します。
すべての画像を見る(全11枚)冷蔵庫の収納ケースは庫内の「3割程度」がちょうどいい
私もかつてはSNSで人気のテクをマネして、多くの収納ケースを使って庫内を仕きったことがありました。しかし実際に使ってみると、まとめ買いをした食品や、いただきものを入れるスペースがなくなって使いづらく、結局ケースを出すことに…。
●定番食品は収納ケースに
そこで今は、豆腐や納豆、ヨーグルトなど、常備している「定番食品」だけ収納ケースを活用しています。
また、「家族が買ってきたもの(主におかしやデザート)を好き勝手な場所に置いてしまう」という困りごともよく聞きます。これはわが家の例ですが、やや大きめのトレーで「おかしの定位置」を決めて管理しています。
「定番食品」だけに収納ケースを使うことでフリースペースが増えて、鍋ごと収納できたり、まとめ買いしたりする際にも対応可能。冷蔵庫の収納ケースは庫内の3割程度に抑える方が、使いやすいと感じました。
●調味料は「分類」と「ラベリング」で検索性を上げる
細かい調味料を収納することが多いドアポケットもひと工夫。調味料を「和」「洋」「中華料理・韓国料理」とポケットごとに分類すると時間勝負の料理中に検索性が上がって時短家事に。
また、子どもが買ってきた調味料や好んで食べるものを1か所にまとめて収納。探す時間が減るだけでなく冷蔵庫のあけっ放しも防げます。
●「グルーピング収納」でラク家事
わが家の冷蔵庫には、「みそ汁セット」「ごはんセット」「パンセット」を置いています。
「みそ汁セット」にはパックだし・乾物・みそをまとめて収納。また、「ごはんセット」にはふりかけや佃煮など、「パンセット」にはバター・ジャム・バターナイフとスプーンをセットにしています。朝の忙しい時間帯にサッと取り出して使えるのでラクです。