もし自分の子どもがいじめの被害を受けていたら…。そんな心配をする親は少なくありません。しかしときには、自分の子どもが「加害者」であることも…。「自殺未遂を起こしたいじめの被害者が、じつは過去に娘をいじめていた加害者だった」というストーリーが話題の『娘はいじめなんてやってない』(KADOKAWA刊)。いじめ問題のタブーに切り込んだセミフィクションをお送りします。

『娘はいじめなんてやってない』 第10話

青空翼は、夫と娘の3人家族。ある日、小学6年生の娘・茜の同級生が、いじめを苦に自殺未遂をしたことを知った翼。その同級生・紫村俊介は、かつて娘をいじめていた「加害者」だった…。

遺書には、いじめの主犯格として茜の名前が。果たして、いじめの本当の「加害者」は誰なのか。いじめ問題のタブーに切り込んだセミフィクション作品を、短期集中で特別掲載します。

学校で自殺未遂をした俊介は、以前、いじめの加害者として同級生から嫌煙されていた。行いを反省して順風満帆な生活を取り戻していく息子を、母・愛美も見守っていたはずだったが…

『娘はいじめなんてやってない』登場人物
『娘はいじめなんてやってない』(KADOKAWA刊)より ※以下同
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娘はいじめなんてやってない10話-1
娘はいじめなんてやってない10話-2

◆前回のお話はこちらから◆

<マンガ『娘はいじめなんてやってない』第9話>