ESSEで毎年大好評の「読者流行大賞」。多くの支持を集めたアイテムの中から、とくに人気の4つの「殿堂入り」アイテムを料理&家事のプロが徹底検証。その使い勝手を詳しく紹介します!
ESSE流行大賞〈殿堂入り〉アイテムとは?
毎年、読者がリアルに愛用したものや、コレがあって助かった!という「読者のなかで流行したもの」を大調査。ESSEレポーター約300人とESSEプラチナインフルエンサー約100人にアンケートをとり、独自に集計したのが「ESSE読者流行大賞」。
その流行アイテムに毎年選ばれ、多くの読者に支持され続けてきたものが〈殿堂入り〉アイテムです。
今回は、調味料やキッチン用品、美容グッズなど、毎日の暮らしに欠かせない〈殿堂入り〉アイテムのうち、読者口コミが多かったものをピックアップ。お米料理研究家のしらいのりこさん、知的家事プロデューサーの本間朝子さんに実際に試してもらい、レシピや活用術を教えてもらいました。愛用読者のコメントも参考にしてくださいね。
「調味料部門」やさしい味わいのガラスープ/ユウキ食品
チキンエキスをベースにした“やさしい”味わいのガラスープ。和洋中、あらゆる料理をおいしく仕上げてくれる名脇役な調味料。
●<プロが深堀り!>斬新!粒のまま使ってうま味を生かす方程式を発見
「これまで、ごはんに合うふりかけを追求してきたなかで、このガラスープはまさにどんぴしゃのアイテム。ひと粒にうま味がぎゅっとつまっているから、味のパンチがスゴい!」と、しらいさん。
乾燥した粒状なのもトッピングに最適。白ゴマやナッツ、フライドオニオンやカレー粉など好きなものを混ぜ合わせて、マイベストな配合を考えてみるのも楽しいかも。
●混ぜるだけ! 万能トッピング
【材料とつくり方】
やさしい味わいのガラスープ大さじ1、チリメンジャコ大さじ1、いりゴマ(白)大さじ1、青のり小さじ1を混ぜる。
●読者が証言!
・キャベツ半玉を切ってゆで、水気をきったものに、「ガラスープ」小さじ1/2、しょうゆ大さじ1、砂糖大さじ1、 塩少々を加え混ぜたゴマ和え(写真)や、ゴボウや小松菜のナムルに。使うだけで味がキマって、副菜がササッとつくれるところがお気に入り(178 kさん)
・大きな主張はしないのに味がととのうから、どんな料理にも使えます。チャーハンや茶わん蒸し、たこ焼きなどの味つけや、キノコ類の炒め物などにも! お湯で溶かしてから使うのが定番です(つきゆずさん)
・「ガラスープ」を使った得意レシピはチキンソテー、カブのポタージュなど、和洋問わずたくさんあります。コンソメ代わりに使ってもイケてる味に!(はっちゃんさん)
【調味料部門】麻婆豆腐の素/丸美屋食品
豆腐だけ準備すればOK。ひき肉入りだから麻婆豆腐が手軽につくれるすぐれもの。1箱で3人前×2回つくれるコスパのよさも大人気。
●<プロが深堀り!>食パン×マーボ!? 新発想の本格派
「ロングセラーだけあって味の安定感が抜群」としらいさんも評する「麻婆豆腐の素」。ひき肉や野菜を足して肉ダネをつくり、食パンで包みレンチンしたら肉まんが完成。トロミ粉がついているから片栗粉もいらないし調味料を計る手間もなし。エリンギやモヤシなど具材をアレンジするとまた違った味わいに。「春の新タマネギを加えてシューマイにしても絶品!」
●レンチンで即でき!麻婆肉まん
【材料(8個分)】
- 麻婆豆腐の素 1袋
- トロミ粉(付属品)1袋
- タマネギ 100g
- シイタケ 50g
- 水煮タケノコ 100g
- 豚ひき肉 250g
- 8枚切り食パン 8枚
【つくり方】
(1) タマネギ、シイタケ、水煮タケノコはみじん切りにしてボウルに入れ、トロミ粉をまぶす。
(2) 別のボウルに豚ひき肉と麻婆豆腐の素を加えてよく混ぜ、(1)を加える。
(3) 食パンは耳を落とし、1枚をラップの上に置く。水大さじ1(分量外)をふりかけ、中央に(2)の1/8量を置き、ラップを使ってぐるりと包む。残りも同じようにする。
(4) 耐熱皿に4個置き、電子レンジ(600W)で6分加熱する。残りも同じように加熱する。
(1個だけ加熱する場合は1分30秒加熱する)
※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
※ 電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります
※ 電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください
※ 液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください
●読者が証言!
・豆腐だけでなく、ナス、シメジ、肉など、どんな食材を使ってもおいしく仕上がるので重宝しています。シイタケとネギと豚肉を炒め、レンチンした大根と「麻婆豆腐の素」を加えた「肉大根の麻婆味」(写真)はおすすめ!(ポトスさん)
・この麻婆豆腐がいちばん好き。スタンダード使いだけでなく、鍋のスープとしてアレンジしても絶品です(さくらもちさん)
・時間がないときに助けられています。子どもたちが大好きです(おこもさん)
・2個分つくれるし、甘口は子どもでも食べられるのでありがたい! 子どもにつくる麻婆丼は、わが家の定番料理です(よんちゃん)
・あと一品ほしい!というときの頼もしい味方。手軽に麻婆豆腐がつくれるので、つねにキッチンにストックしています(くるりんさん)