忙しい毎日、少しでも家事の手間を減らすために、浴室に“あって当たり前”と思っていたものを手放した事例を紹介します。シンプルな暮らしを心がける整理収納アドバイザー・Fujinaoさんのケースです。バスタオルやバスマットの代用、浴室掃除をラクにするために見直したことなどについて語ります。
すべての画像を見る(全5枚)バスタオルをやめて、洗濯しやすいフェイスタオルに
独身時代、私にとってバスタイムはのんびりとリラックスできる優雅な時間でした。でも、子どもたちが生まれてからは、とにかく掃除やお風呂グッズの管理のしやすさが優先に。浴室関連のものもずいぶんシンプルになりました。
たとえばバスタオル。ホテルで使われているような大きくて分厚いタイプはとても贅沢な気持ちになれますが、かさばりますし、洗濯後に乾きにくいという大きなデメリットが。
現在、わが家でバスタオル代わりに愛用しているのはフェイスタオル。最初は「小さすぎるかな」と思ったのですが、なれてしまえば体をふくのに特段困ることもありません。洗濯しても干す場所に困らず、すぐに乾くので家事がとてもラクになりました。
個人のシャンプーやボディソープを用意せず、共用に
シャンプーやボディソープなど、以前は夫と私それぞれ好みのものを用意していたのですが、今では家族全員で使える商品のみにしました。
ボトル類が減ることで掃除が格段にしやすくなりましたし、種類が少ないので補充用の在庫管理も場所を取りません。
掃除のハードルが上がる、イスや洗面器は置かない
実家に住んでいたときには当たり前のようにあった、お風呂のイスや洗面器、ボディスポンジ。そして排水口を隠すカバーやお風呂の棚。なくても問題がないと判断したものはどんどん撤去していきました。
賃貸時代の家では取り外せる棚はすべて取り外し、しまっておいていました。現在暮らしている家では設計時に棚をつくらず、シャンプーや洗剤はバーにつるす収納にしています。