放っておくとどんどんたまってしまう紙袋やビニール袋。そこで今回は整理収納アドバイザーの高岡麻里恵さんに、だれでも簡単に紙袋やビニール袋の整理ができるようになる方法について教えてもらいました。
すべての画像を見る(全4枚)1:紙袋やビニール袋の「適正量」を決めておく
ものの適正量とは、その人自身や家族のライフスタイルに合わせた「必要なものの量」のことを言います。この適正量をあらかじめ決めておくと、ものの管理もしやすくなり、整理しやすくなります。
紙袋の適正量を「10枚」と決めた場合、10枚以上は増やさず、新たに紙袋が1枚増えた場合は、元々あった紙袋をどれか1枚手放すルールにします。
注意点はひとつ。適正量を決めたら、その決めた数をしっかりと守ること。こうして常に家には10枚の紙袋しかない状態を維持していきます。
適正量を決める方法は、紙袋やビニール袋に限らず、衣類や食器、タオル類など、さまざまなものにも応用できます。一度家の中のいろいろなものの適正量を決めておくと、とても便利なんです。
2:自分にとっての「適正量」の決め方
適正量とはその人や家族のライフスタイルを基に決めていくものなので、「標準」というような数がありません。自分で決める事が大切です。たとえばビニール袋でしたらこんな風に考えます。
・一週間でビニール袋は何枚くらい消費するか
・何枚くらい家に増えていくのか
・よく使うビニール袋の大きさはどれなのか
それをもとに、家にはどの大きさのビニール袋が何枚くらいあれば多すぎたり少なすぎたりせずにちょうどいいのかを考えて、適正量を決めていきます。
ここでポイントは「大きさ」も考えておくこと。よく消費するビニール袋が大きいサイズのものなのに取っておいてあるビニール袋のほとんどが小さいサイズでは、使い勝手が悪くなってしまいます。よく使うサイズも把握しておきましょう。
同様に紙袋の適正量を考えていきます。