鍋やフライパン、結局何個あればいいんだろう? と、自分にとって必要な数や種類、そして収納に悩まれている方も多いのではないでしょうか。用途別にそろえると、その分収納スペースが必要となる一方で、少なすぎると料理しづらくなるかも…と心配に。ESSE フレンズエディターで、ライフオーガナイザーのさいきかよこさんが、自分にとっての必要な数と種類、最適解にたどり着くまでの経緯を語ります。
すべての画像を見る(全4枚)鍋・フライパンは5つあればいい
わが家(家族4人)の毎日の食事は、パターンが大体決まっています。メインとなる主菜、野菜が中心の副菜、そして汁物とご飯。基本的にはこのパターンなので、汁物をつくる鍋と、副菜や主菜をつくるフライパンや鍋があればOKということになります。
煮込み料理もよくつくるので、深さがある調理器具は必要。でも、深すぎると洗いづらく、扱いにくい。この問題は、深型のフライパンで解決できました。これまで、「煮込み料理は深さのある両手鍋」と思い込んでいたのですが、深さのあるフライパンで、十分だったのは発見でした。
揚げ物も、フライパンで底から数センチの油で調理できるので、専用の鍋は不要。蒸し物は電子レンジを使うので、蒸し器も不要。そんなところから、最終的に必要だったのは5つ。浅型、深型の2種類のフライパンと、大小2つの鍋、そして卵焼き器。これだけあれば十分、日常の食事づくりは完結します。
洗いやすく、収納しやすい名品!
長年、取っ手のついたフライパンや鍋を使ってきましたが、その取っ手部分が私にとってはネックでした。洗いにくいし、しまうときも邪魔になる。経年劣化で、取っ手部分が本体より先に傷むこともあり、「まだ使える」と気になりながらも使い続けたりすることも。
じつは調理工程で取っ手が必要なタイミングは限られています。鍋やフライパンを振って炒めるときや、ゆで汁を捨てるなど移動させるときには必要なものの、煮物など動かさないときは取っ手は不要。必要なときだけ取っ手をつけられたらことたりるのでは…? と考え、調理器具を一新。取っ手の取れるシリーズにそろえました。
そして、これが大正解! ボールやザルのように洗いやすく、お皿を立てるように収納でき、扱いやすさが格段にアップしました。