ものを減らしたはずなのに、なぜだか部屋がスッキリしなくてモヤモヤすることはありませんか? 持ち物が多くても生活感を抑えたスッキリとした暮らしを叶える3つのコツを、自称「物欲高め」なESSEフレンズエディターで住宅デザイナーの御園生梓さんが紹介します。

御園生さん
自称物欲高めな住宅デザイナー御園生さんのスッキリ暮らすコツ
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ゴチャつき感をなくすなら、使う色は3~4色まで絞る

スッキリ部屋

一般的に3~4人家族で、床にものがあふれている家の持ち物の量は5000~7000個と言われています。物欲高めな私の家(3人家族)にはおそらく1万個ほどのものがあるのですが、わりとスッキリ暮らせていると思っています。

たくさんのものを持っていてもゴチャつき感が少ないのは、空間に出ているものの色を3~4色程度に抑えているから。わが家の場合は床のブラウン、壁紙のホワイト、照明・TV・ソファのブラック、差し色のグリーンの4色にあわせてものを購入しています。

ちょい置きNG!棚の奥行と収納用品の関係

ちょい置き
このように収納ケース手前にちょい置きをしてしまうとゴチャつきの原因に

収納棚の深さに対して収納用品の大きさが小さいと、棚板の手前にスペースができてしまいます。これはゴチャつきの危険ポイント! ものを片づけたいときに、無意識に手前のスペースにちょい置きしてしまうのです。このちょい置きの積み重ねで、棚の上に細々としたものが増え、生活感が出てしまいます。

収納
ちょい置きできない仕組みをつくると、スッキリします

収納棚の深さと収納用品の大きさをそろえると、ちょい置き防止になり、生活感が抑えられます。