「片付けが苦手」「毎日忙しい」と悩む方に向けて、部屋が散らかりにくく、散らかっても簡単に片付く収納術を紹介します。教えてくれるのは、ゴミ屋敷で育った経験を活かした「無理なく片付くコツ」の情報発信や、お片付けサポートを行う整理収納アドバイザー・つうさん。実際に取り入れている収納アイデア3つをもとに解説します。
すべての画像を見る(全4枚)1:「かけるだけ収納」で帰宅後の散らかりを回避
簡単に片づく収納の1つ目は「かける収納」です。
たとえば、帰宅後つい床にポイっとしてしまうバッグや上着。それらが床にあるだけで、家の中が散らかった印象になってしまいます。
わが家は無印良品の「ステンレス扉につけるフック」をゲタ箱の扉に取りつけ、バッグはここへかけるだけ。上着は玄関に取りつけている、同じく無印良品の「壁につけられる家具3連ハンガー」や「壁につけられる家具フック」に、そのまま上着をかけています。
サッとかけるだけという簡単さで、夫や小さな子どもも片付けやすく、床にものを置かなくなりました。
2:「マグネット収納」でテーブルの上がすっきり
すぐ散らかってしまうテーブルの上も、簡単収納で片付けやすく。
わが家の場合は、ダイニングテーブルで子どもの提出書類などの記入をするので、ボールペンなどが置きっぱなしになることがしばしば。そこで、ボールペン・修正テープ・印鑑・体温計に、100円ショップで購入した強力マグネットをマスキングテープで貼り、マグネットをつけられるティッシュケースにこれらをピタッと貼りつけて収納しています。
座ったままその場でボールペンなどを戻せるので、テーブル上を一瞬で片付けることができます。