寝る前など、ついスマホを見てしまう生活を改善するために、50代ひとり暮らしの女性が行ったことを紹介します。「持たないおひとりさま生活」の様子をインスタグラムで発信している、ようさん(フォロワーは5.3万人)のケースです。スマホ時間を見直すきっかけ、実践して効果的だったアイデアなどについて語ります。

クッションとスマホ
50代、スマホに時間を使いすぎないためにしていることは?
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よい睡眠のために、スマホ時間の見直しを決意

以前の私は、毎日仕事が終わって家に帰ったらなんとなくスマホを見ていました。SNSをしたり、YouTubeを見たり、ネットショッピングをしたり…気づけば姿勢もずっと悪いまま。

スマホを見ていると、あっという間に時間が過ぎていきます。動くのが面倒になって、お風呂に入らずシャワーで済ませ、寝る時間が遅くなる日もしばしば。

ようさん無印良品のベッド

これではよくないと思ったきっかけが、50歳になった頃から始まった夜間の中途覚醒や早朝覚醒でした。

もともと寝るのが大好きな私は、だいたい7時間半ほど睡眠時間をキープするようにしていました。ですが、なんとなくスマホを見ている時間が増えた分睡眠時間が少なくなり、疲れやすさや仕事中の集中力低下に悩む日々。

最初は「更年期のせいだからしょうがない」とあきらめていましたが、寝る前のスマホで睡眠の質が悪くなるらしいと聞いて、試しにスマホ時間を減らしてみようと思いました。

帰宅から寝る前の間で、スマホOKの時間を決める

ようさんダイニングテーブルとスマホ

まず、帰宅から寝るまでの行動をルーティン化。そこからスマホに充てる時間を割り出し、下記はスマホを見てもOKというルールを設定しました。

・夕食までの時間
・入浴中(もともと長風呂なのです)

お風呂後のストレッチ中は、YouTubeを“聞いて”います。というのも、ひとり暮らしになったことで「人の話し声が聞こえるのっていいな」という再発見があったからです。スマホを“見る”のではなく“聞く”という使い方は、私にとって新鮮でとても気に入っています。

そして、寝る15分前からスマホ画面はなるべく見ないように心がけています。このルーティンのおかげか中途覚醒が減り、気持ちもリラックスできるように感じているので、現在も継続中です