ミニマルな暮らしをする親子の、簡単にすませる年末の大掃除事情について紹介します。小学生の子ども2人との「もたない暮らし」の情報発信や、片づけサポートの仕事をしているかさもさんのケースです。ここでは、年内の総仕上げとして行う、ものや情報の片づけアイデアについて語ります。
すべての画像を見る(全6枚)部屋全体を見直し、使っていないものがないかチェック
片付けは定期的に行っているわが家ですが、年末はとくに「自分と家族にとって不要なものは新年にもち越したくない」という気持ちから、部屋全体を徹底的に見直します。
クリスマスには新しいオモチャなどが増えるので、子どもと一緒に見直しをして、新しいオモチャを収納するスペースをつくることも大切だと思います。「もう使わないオモチャは手放して、新しいオモチャを置く場所をつくろうね」と話すと、子どもも前向きに手放してくれるので、自然と所有するオモチャの数を調整できます。
手放しそびれている不要品を家から出してすっきり
段ボールやビン・カン・ペットボトルなどのゴミを回収に出し忘れていたり、「もう少したまってから出そう」と考えている方はいませんか? 粗大ゴミも連絡や手続きが面倒で、ついついあとまわしにしがち。
また、「フリマサイトで売ろう」「リサイクルショップに持って行こう」と思いつつ、まだ行動できていないものはありませんか?
私は、やはりこれらも新年にもち越したくないので必ず年内に手放します。先日も不要になったプロジェクターと息子のカードゲームをリサイクルショップに売りに行き、粗大ゴミもクリーンセンターに持って行きました。
家から出す予定が決まっている不要なものは、年内に手放すと心のモヤモヤや「やらなきゃいけないことをできていない」という思考のザワつきも手放せて、気持ちよく新年を迎えられますよ。
大掃除は玄関だけ、いつもより念入りに
普段から困らない程度には掃除をしているので、気合いを入れた大掃除はしません。
こまめに掃除するルーティンができていれば、大掃除をするための専用の洗剤を購入せずとも、いつもの洗剤でも十分汚れを落とすことができていると感じます。なので「大掃除用に洗剤を買ったけれど、使いきれずにずっと残っている」ということもなくなりますよ。
大掃除はしませんが、新年を気持ちよく迎えるために玄関の掃除はいつもより念入りに行います。砂やホコリをしっかり掃き、床から玄関ドアまでふき掃除をします。最後に塩で清めて終了。
ちなみにしめ飾りや鏡餅は飾りません。以前は当たり前に飾っていましたが、飾らなくても幸せに過ごすことができたことからわが家では飾るのをやめました。こういった風習なども、自分にとって必要か不要かを取捨選択することで、自分軸でラクに生きられることをお片付けから学びました。