2024年の年間ランキング記事を振り返ります。【2024年家事コツ部門3位】に輝いたのはこちらの記事でした。
思いきってやめたら、暮らしが快適になった家事について紹介します。子どもたちの独立を機に賃貸物件に住み替え、“持たないひとり暮らし”を楽しむ様子をインスタグラムで情報発信している、50代のようさん(フォロワーは4.6万人)のケースです。掃除や食器洗いなど、家事をラクにするアイデアについて語ります。
※記事の初出は2024年7月。価格や年齢など、記事の内容は執筆時の状況です。
すべての画像を見る(全5枚)洗濯ものは、取り込みながら“ざっくり”畳む
私は家事が得意ではありません。子育てや仕事と両立するために、どうせ家事をやらないといけないなら、できるだけラクにしたいと試行錯誤してきました。そんな私が、やり方を見直したり、思い切ってやめた家事があります。
1つは「洗濯ものの畳み方」。取り込んだあとの洗濯ものの山は、どうしてもそのままにしてしまいがちでした。山の下の方にある服をそーっと取ってみたら、シワができていることも。
そんなとき、雑誌で「干してある洗濯ものを取り込みながら、その場で畳む」というアイデアを見て、マネをするようになりました。立ったまま畳むので、ピシッとできていなくてもOK。ただ、20年以上この方法を続けているので、だいぶ上手にはなっているかなと思います(笑)。
また、かけて収納できる服は、物干し台からハンガーのままクローゼットに運び、洗濯ものを畳む手間を少なくするよう意識しています。
疲れて帰ってきて食器洗いはしない。水きりラックもやめた
食事が終わったらすぐ食器を洗うのが理想と思いながらも、なかなか実践できませんでした。
仕事から帰って、座る暇もなく夕食づくり。夕食を食べるために一度座ったら「もう動きたくない、このまま座ってテレビを見ていたい」と思ってしまいます。ですが、「食器を洗わないといけない」と頭の片隅にあるので、ゆっくりしているはずなのに気持ちがリラックスできていない日々。
そこであるとき思いきって、「夜に食器を洗わなくていい」ということにしてしまいました。これは、子どもたちと暮らしていた頃からのマイルールです。朝は元気なので、朝食が済んだら、昨日の夕食の分と一緒にまとめて洗います。
調理で使ったフライパンや鍋は、そのままにしているとシンクがいっぱいになってしまうので、調理後すぐに洗うようにしています。
また、洗い物のあとに食器をふくのもやめました。
実家では食器乾燥機を使っていたため、もともと食器洗い後にふく習慣がありませんでした。自分で洗い物をするようになってから、しばらくは食器をふいていましたが、ふく分時間がかかる上に、濡れたふきんが苦手だと気づき、洗ったまま自然乾燥することにしました。
引越し前はずっと使っていた水切りラックも、購入するか悩みましたが、シンク周りが以前に比べて小さくなったこともあり、使うのをやめました。現在は洗ったあと、流し台に置いたタオルの上に食器を立てかけていきます。
下に敷くものは、キッチンクロスや給水マットを経て、使うたび洗濯機で気兼ねなく洗える普通のタオルに落ち着きました。大きさがしっかりあり、吸水性も高いので気に入っています。